マクラーレンのストフェル・バンドーンは、来季のシートを争う若手のランド・ノリスと自身を比較する前に、チームは信頼性のあるマシンを用意するべきだと訴えた。
フェルナンド・アロンソが来季のF1には参戦しないことを発表。その後任としてルノーからカルロス・サインツJr.が加入することが決定しているが、もうひとつのシートは未定のままだ。
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チームは育成ドライバーであり、F2でランキング2位につけているランド・ノリスをベルギーGPのフリー走行1回目に起用。ノリスはアロンソに代わってマシンに乗り込み、グランプリデビューを果たした。
ノリスは、シート喪失の可能性を噂されるバンドーンと同じタイミングで走行し、18番手タイムを記録した。一方のバンドーンはブレーキペダルのトラブルなど複数の問題に悩まされ、ノリスと0.086秒差のセッション最下位。周回数もノリスの半分、13周に終わった。
自分とノリスが比較されている可能性について訊かれると、バンドーンは「間違いなく彼らは、僕たちを比べてみたいと思っている」と答えた。
「だけど僕たちを本当に比較するために、チームはまずきちんとトラックを走れるマシンを用意するべきだ」
「FP1では最初にブレーキにトラブルがあって、そのあとにエンジンに関連するトラブルが出た。僕は適切なラップを走ることができなかったんだ」
「FP2でもスタートからちょっとしたトラブルがあった。普通に走れたのは1回くらいだ。今日の僕は働いた気があまりしない」
バンドーンはマクラーレンで発生する信頼性問題の大部分が、アロンソのマシンではなく自分のマシンに発生していると感じており、母国のファンの前で、ベルギーGP初日が悲惨な結果で終わったことが特につらいと話した。
「僕はいつも非常にポジティブだ。過去何レースか、非常に難しいレースはあったけど、今では多くの問題が僕の方に降りかかっている」
「なぜそれがいつも僕の方に起こるのか、理解するのは少し難しい。チームは可能な限り最善の仕事をしようとしているんだが……」
「くよくよしないように努めているが、マシンに乗るたびに問題が起きる。僕はノートラブルで普通の日を過ごしたいだけなんだ。そうすれば、今よりも物事はかなりうまくいく」
「ここ(ベルギー)の人々のサポートを、本当に感じるんだ。彼らに良い結果をもたらすことができないのがつらい」
しかしマクラーレンにその怒りをぶつけるかと訊かれると「それで何か状況が変わる?」と返した。
「僕はこれまで、チームに残るのに十分なドライバーだと示してきたと思う。僕はチームにいたいんだ。だけど、僕たちが今直面している問題に関して、僕が変えられることは何もない」
バンドーンは初日午後のセッションも最下位に終わり、16番手だったアロンソとは0.343秒差となっている。
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