メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、現状ではフェラーリに遅れを取っていることを認めると共に、追いつくまで休むことはないと語った。
次のアップグレードでフェラーリに追いつくことができるか? それともこの差のままなのかと尋ねられたウルフは、motorsport.comに対して次のように語った。
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「いや、現状の満足するわけにはいかない。挑戦者という立場になるのは良いことだ。2013年以降、我々は挑戦者ではなかった。そして、ベンチマークであり続けるのは難しいことだ」
「フェラーリのパフォーマンスレベルがどこにあるのか、それを理解することができた。コース上でも、それを見ることができている。そして我々は熱心に働き、彼らに追いつくことはモチベーションになっている。それが実現できるまで、我々は休むつもりはない」
しかしウルフは、フェラーリに追いつくのは簡単なことではないと語る。
「非常に複雑なことだ。単純なことでは全然ない。レギュレーションが成熟しているため、信頼性を損なうことなく、性能を引き出すのはとても難しい。パフォーマンスを向上させる時には、信頼性も検証する必要があるのだ」
「結局のところ、パフォーマンスで10%向上させるためにリタイアを喫してしまったら、その10%以上にチャンピオンシップで大きな痛手となる。今より多くのパフォーマンスを引き出すのは、非常に複雑なことだ。とても挑戦的な目標だ」
フェラーリが何をしてパフォーマンスを上げているのか、それを解明したのかと訊くと、ウルフは次のように答えた。
「そうではない。この数レースで、パフォーマンスがはるかに高いことが分かっただけだ。そしてそれはますます増してきている」
「彼らと同じところに行こうと思っているわけではない。我々はただ、シャシーとエンジンの両面の開発を推し進め、さらなるパフォーマンスを見つけるというだけだ。それは些細なことではない。とても複雑だ。でも、それをやらなければいけない」
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