ルノーのニコ・ヒュルケンベルグはドイツGPの予選で7位に入った。
トップ3チームの6台が圧倒的速さを見せる今シーズンにおいて、予選7位という成績は中団グループのチームにとって望みうる最高順位と言える。
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「うん。非常に満足してるよ」
予選後にヒュルケンベルグはそう語った。ただ、今回のグランプリではダニエル・リカルド(レッドブル)がQ2以降の走行を棄権。またメルセデスのルイス・ハミルトンも、Q1でマシンを止めてしまったためにQ3に出走していない。つまりトップ3チームのうち2台が走っていなかったということであり、5位も狙うことができた。しかし、5-6位を占めたのはハース勢だった。これについてヒュルケンベルグは「ハースは強すぎる」と語った。
「残念ながら、僕らの期待に反して、今日もまたハースがとても強かった。もちろん、上位のマシンのうち2台がいなかったから、より良いポジションを手にすることを望んでいた。しかしその2台の代わりに僕らの前に行ったのは、ハースの2台だった。とても強かったんだ」
「でも、僕らのアタックは良かった。すべてうまくいったんだ。これ以上のことはできなかった」
ヒュルケンベルグは、決勝レースで打倒ハースを狙うが、「大変な仕事になる」と覚悟している。
「僕らのレースは、ハースに対してのモノになると思う。僕らの前には、トップ6が再び揃うだろう。だから自分たちのレースをする必要がある。僕らはハースと戦い、そして彼らを打ち負かしたい。でも、これはとにかく大変な仕事になるだろう」
フェラーリ製のパワーユニットと使うハースの躍進について、ヒュルケンベルグは「普通じゃない」と語る。
「何かが起こっている。普通のことじゃない。数週間前、確かフランスからだったと思うけど、フェラーリのパワーを得たマシンは、一気にすごいパワーを手にしたようだ。ハースを倒すのは難しい。コーナーでは、僕らは同じか、少し高い位置にいると思う。でも、ストレートでは多くを失ってしまう」
ストレートでどのくらい失っていると感じるか、そう尋ねられたヒュルケンベルグは、次のように語った。
「今日ここでは、0.4秒くらいあったように感じた。相当なモノだよ」
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