富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権の第6戦は4番手スタートの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が初優勝を飾り、チームメイトの坪井翔の開幕6連勝を阻止した。
週末を通して不安定な天候となった富士スピードウェイ。第5戦決勝と同様にドライコンディションで行われたが、直前まで雨がパラついていたこともあり、路面コンディションもあまり良くない中でのレーススタートとなった。
スタートでは開幕6連勝を狙う坪井が大きく出遅れて8番手まで後退。後方にいた阪口晴南、大湯都史樹のTODA FIGHTEX勢が先行。3番手に金丸悠(B-MAX Racing F3)、4番手に宮田という上位オーダーになる。
なんとかワンツー体制を死守したいTODAの2台だったが、3周目に入るところで大湯のマシンがリヤから白煙を上げてストップ。リタイヤとなってしまう。
4周目を終えると宮田が徐々にペースアップ。まずは5周目に金丸をパスして2番手に浮上し、阪口との差を詰めていく。一方、後方に沈んだ坪井だったが、4周目には早くも5番手に浮上。直後に笹原右京(THREEBOND)と金丸もパスし3番手まで挽回してくる。
序盤から安定したペースで逃げていた阪口だが、この第6戦では宮田のペースが抜群によく、ついに13周目のTGRコーナーでトップ交代。宮田が首位を奪う。さらに坪井も阪口に迫り、16周目のコカ・コーラコーナーでオーバーテイクに成功した。
序盤から波乱の展開が続いた第6戦だが、気づけばTOM’S同士のトップ争いで終盤戦は白熱する。何としてもスタートでの遅れを取り戻したい坪井は、残る周回も宮田攻略のためにアグレッシブに攻めて行くが、宮田のペースは落ちることなくトップを快走。最終的に1.3秒差で宮田がF3初優勝を飾った。
2位には坪井。これで開幕からの連勝がストップしてしまったが、7周目にファステストラップをマークし、きっちりボーナスの1ポイントを追加した。残り3周のところで阪口を抜いた笹原が3位に入り、2戦連続で表彰台を獲得した。
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