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スポーツ 2018.7.9

近藤真彦監督、キャシディ初優勝を喜ぶ「チーム一丸の勝利だった」|スーパーフォーミュラ第4戦富士

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 富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラ第4戦富士。国内トップフォーミュラでは2008年以来、10年ぶりとなる優勝を飾ったKONDO RACINGの近藤真彦監督は、チーム一丸となって掴み取った勝利を喜んでいた。


 昨年からニック・キャシディと山下健太という全日本F3チャンピオン経験者をルーキーとして迎え、新体制でシーズンをスタート。両ドライバーともに一度ずつポールポジションを獲得する活躍を見せ、今シーズンはキャシディが第3戦SUGOで2位表彰台を獲得。その勢いで迎えた今回の富士では予選・決勝ともにライバルを突き放す速さを見せ、自身初優勝。KONDO RACINGにとっては2008年の第7戦レース1でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが優勝して以来、実に10年ぶりの勝利となった。

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「10年ぶりの優勝と言われるんですけど、何年ぶりだったか自分でも忘れていました。10年って、そんなにも長いものなんですね……」


 レース後の記者会見でそう語った近藤監督。昨年からチームに加わったキャシディのパフォーマンスにはかなりの信頼を寄せており、優勝ためにチームが彼をどうバックアップできるかというところに注力してきたという。

「昨年、うちのチームはルーキーのニック・キャシディと山下健太を預かって、1年目は勉強もしなきゃいけない年だったと思うんですけど、2年目はどこかでどっちかのドライバーが何回か勝たなきゃいけないという使命もありました。まずは第一段階をニックが達成してくれたことが非常に嬉しいです」

「ニックに関しては、いつ優勝してもおかしくない、本当に素晴らしい素質のあるドライバーだということもよく分かっていましたし、とにかく我々のチームが一丸となって彼に対して完璧なバックアップができれば、いつでも勝てるんじゃないかという期待はありました」

 また、KONDO RACINGは昨年からチームスタッフの体制も変更。それがここにきて形になりだしてきていることが勝因だと語った。

「一番の勝因はF3チャンピオンの2人がチームに入ってきてくれたことが僕にとっては強みだと思っています。彼らをこの2~3年で育て上げていきたいなという気持ちが強かったです」

「それに加えて、昨シーズンぐらいからチーム内の人事改革とかをいろいろやってきました。それがだんだん、うまく歯車がかみ合うようになってきたのかなと思います。この後(シーズン後半)もそうですし、来年に向けても、ニックがいいきっかけを作ってくれたかなと思いますし、チームにとってもいいモチベーションに繋がると思います」

「ニックの速さもそうですし、チームのピット作業も早かったです。まさにチーム一丸となってみんなで獲った勝利なのではないかなと思います」

 レース後の記者会見では、「“10年ぶりの優勝”とか、ちょっと恥ずかしいので、あまり言わないでください(苦笑)」と照れながらコメントする場面もあった近藤監督が、久しぶりに清々しい気持ちでサーキットを後にできると笑顔を見せていた。

「レースをやっているとハッピーなことは本当に少なくて、いつもモヤモヤした気分で帰ることが多かったんですけど、今日はおかげさまでスッキリしたハッピーな気持ちで帰れそうな気がします」

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(motorsport.com 日本版 吉田知弘)

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