ヤマハ発動機は5日、第18戦マレーシアGPの舞台となるセパン・インターナショナル・サーキット(SIC)と基本合意書に署名したことを発表。合意書には2019年から3年間、SICにヤマハYZR-M1を供給する内容が含まれており、新たなサテライトチームが誕生するようだ。
SICは、レースを開催するサーキットだけではなく、Moto2クラス、Moto3クラスに参戦するチームを所有している。
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そんなSICとヤマハがマシン供給に関して合意した。この合意書のなかでポイントとなるのは供給マシンが最高峰クラスのMotoGPマシンであることだ。
同時に、SICはMotoGPに参戦しているアンヘル・ニエト・レーシング・チームから、参戦権を譲り受ける契約を交わしたことを発表。2019年からSICが2台体制で最高峰クラスに参戦することになる。
ふたつの合意内容を考慮すれば、SICはヤマハのサテライトチームとしてMotoGPクラスに参戦することになりそうだ。
アンヘル・ニエト・レーシング・チームは、2017年までアスパー・チームとして参戦していたチームで、ドゥカティのサテライトチームとして活動している。チーム代表は、80ccと125ccの元チャンピオン、ホルヘ・マルティネスが務めている。
なお、マルティネスはスポーティンアドバイザーとしてSICの新チームに加入することが発表されている。
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