現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 「古巣マクラーレンの低迷を見ると心が痛む」とマグヌッセン

ここから本文です

「古巣マクラーレンの低迷を見ると心が痛む」とマグヌッセン

掲載 更新
「古巣マクラーレンの低迷を見ると心が痛む」とマグヌッセン

 ハースのケビン・マグヌッセンは、かつて所属していたマクラーレンの低迷を残念に思っていると語った。
                          

 マクラーレンの若手ドライバープログラムのメンバーだったマグヌッセンは2014年、同チームからF1にデビューした。2015年にテストおよびリザーブドライバーとなった後、マグヌッセンはルノーに移籍、2017年からハースのレースドライバーを務めている。

マクラーレンのレーシングディレクター、ブーリエが辞職。ド・フェランが新設スポーティングディレクターに

 F1参入3年目のハースが上り調子なのとは全く対照的に、マクラーレンは低迷から抜け出せずにいる。

「彼らが今直面している問題が何なのかは分からないけれど、残念なのは確かだ」とマグヌッセンは述べた。「(現在のマクラーレンの置かれている状況には)とても驚いている」

「彼らとは連絡し合っていない。今は話をしていないけど、僕がいたころは、彼らは間違いなく素晴らしいチームだった。大規模で優れたチームだったよ」

 マグヌッセンは、少ない予算で運営しているハースのようなチームが、伝統あるチームよりも優れたパフォーマンスを発揮できるということに驚きと喜びを示した。

「彼らと競い合い、時には勝つこともできるというのは、僕らにとって素晴らしいことだ。マクラーレンが本来そういう位置にいるべきではないのは確かだけれど」

「(ハースのような)小規模チームにとって、ルノーやマクラーレンのようなチームと競い合い、ウイリアムズに勝つことができるということは、すごいことだよ。フォース・インディアでさえ、僕たちよりもずっと規模が大きいからね」

 先週末のオーストリアGPでマグヌッセンは5位でフィニッシュし、チームメイトのロマン・グロージャンが4位となったことで、ハースはF1における短い歴史の中でのベストリザルトを達成した。

 この成功でチームはコンストラクターズ選手権でマクラーレンとフォース・インディアを抜き、ルノーに次ぐ5位へと一気に順位を上げた。

 マグヌッセンは、彼とハースが今週末、シルバーストンでも好結果を出せることを期待している。彼は今までイギリスGPで3戦を戦ったが、ポイント圏内でフィニッシュしたのはマクラーレンでのルーキーシーズンでの1回だけだ。

「シルバーストンは間違いなく素晴らしいコースのひとつだ」とマグヌッセンは語った。「非常に速いコースで、方向が急激に変わる大きなセクションがいくつかある。あそこでのドライビングは本当に楽しめる」

「今年のマシンにとっては、おそらく最高のコースのひとつだ。高速コーナーが多くて、ダウンフォースが重要なコースだよ」

「高速コーナーがF1マシンの大きな見せ場になることは皆知っている。シルバーストンはまさにそういう所だ」

「シルバーストンは、実はオーバーテイクが難しいコースだ」と彼は付け加えた。「全体的に高速で、他のマシンについていくのがとても難しい」

「何カ所かいいストレートがあり、その大部分で速さを出せれば、オーバーテイクできるだろう。でも簡単にはいかない」

「ほとんどのコーナーが高速スピードだから、きちんと高速スピードでのバランスを取る必要がある。シルバーストンはめちゃくちゃに速く、流れるような、エキサイティングなコースだ」

こんな記事も読まれています

Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
motorsport.com 日本版
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
くるまのニュース
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
レスポンス
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
@DIME
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
AUTOSPORT web
クルマの「サイドブレーキ」なぜ必要?「P」レンジのみで駐車はNGって知ってた? 正しいブレーキのかけ方とは
クルマの「サイドブレーキ」なぜ必要?「P」レンジのみで駐車はNGって知ってた? 正しいブレーキのかけ方とは
くるまのニュース
ジープ『ラングラー』新型を日本発売、エントリーグレードも登場
ジープ『ラングラー』新型を日本発売、エントリーグレードも登場
レスポンス
長く愛してほしいジープ ラングラー
長く愛してほしいジープ ラングラー
グーネット
メッキマシマシ、これぞプロ仕様! 大型トラック「スーパーグレート」公道デビュー目前モデルの存在感がスゴイ! 三菱ふそう
メッキマシマシ、これぞプロ仕様! 大型トラック「スーパーグレート」公道デビュー目前モデルの存在感がスゴイ! 三菱ふそう
乗りものニュース
レッドブルはもはや”絶対的優位”な立場にはいない……フェラーリのバスール代表ほくそ笑む「我々が少しでも前進できれば、対等に戦える」
レッドブルはもはや”絶対的優位”な立場にはいない……フェラーリのバスール代表ほくそ笑む「我々が少しでも前進できれば、対等に戦える」
motorsport.com 日本版
よりスポーティーな走りを楽しめる!トヨタ「ヤリス」改良モデルの進化を検証
よりスポーティーな走りを楽しめる!トヨタ「ヤリス」改良モデルの進化を検証
@DIME
マジ!? マツダが「次期CX-5」開発を明言!決算会見で明らかに!? 売上&営業利益は過去最高
マジ!? マツダが「次期CX-5」開発を明言!決算会見で明らかに!? 売上&営業利益は過去最高
くるまのニュース
【MotoGP】ホンダはライダーの墓場? ジョアン・ミル「来たときより良くなった人がいない」と爆弾発言
【MotoGP】ホンダはライダーの墓場? ジョアン・ミル「来たときより良くなった人がいない」と爆弾発言
motorsport.com 日本版
アルピーヌ、今季初のハイパーポール進出。ミレッシ「散々だった前戦イモラの”癒やし”になったよ」
アルピーヌ、今季初のハイパーポール進出。ミレッシ「散々だった前戦イモラの”癒やし”になったよ」
motorsport.com 日本版
日産「新型エルグランド」登場! ド迫力の「超ワイドグリル顔」に反響あり! 進化する次期型「キング・オブ・ミニバン」のデザインどうなる!
日産「新型エルグランド」登場! ド迫力の「超ワイドグリル顔」に反響あり! 進化する次期型「キング・オブ・ミニバン」のデザインどうなる!
くるまのニュース
マツダCX-5級だから「日本にジャストサイズ」 BMWの新型「X2」は“クーペSUVらしく”カッコいい! ゆとりの室内&力強い走りも魅力的
マツダCX-5級だから「日本にジャストサイズ」 BMWの新型「X2」は“クーペSUVらしく”カッコいい! ゆとりの室内&力強い走りも魅力的
VAGUE
ご飯がススム「かつ鍋」に大満足!! 夜の首都高「大黒PA」
ご飯がススム「かつ鍋」に大満足!! 夜の首都高「大黒PA」
バイクのニュース
「アバルト595」の柔と剛を使い分け!? トライアルのストリート仕様とサーキット仕様を乗り比べました【デモカー試乗】
「アバルト595」の柔と剛を使い分け!? トライアルのストリート仕様とサーキット仕様を乗り比べました【デモカー試乗】
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村