ハースは、オーストリアGPのFP2でケビン・マグヌッセンのタイヤがきちんと装着されていないままマシンを発進させてしまったことにより、罰金の支払いを命じられた。しかし開幕戦以降取り組んできた改善策により、早い段階でマグヌッセンのマシンを止めることができたと考えている。
FP2ではマグヌッセンの右フロントタイヤが適切に装着されていない状態でマシンが動き出してしまい、チームはFIAより5000ユーロ(約65万円)の罰金を科された。
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スチュワードの裁定によると、チームは問題があったことを認めており、ホイールがきちんと装着されたことを示すブルーのシグナルが誤って点灯してしまったことがアンセーフリリースの原因だという。
今年の開幕戦では、マグヌッセンとチームメイトのロマン・グロージャンの両者が、ピットストップを行った直後にタイヤが外れるトラブルに見舞われリタイアとなり、多くのポイントを失った。これ以降ハースはピットストップ手順の改善に取り組み、ピットクルーの入れ替えなどを行った。
チーム代表のギュンター・シュタイナーは、今回はマグヌッセンが発進した直後にスタッフがマシンを止めるよう指示を出し、安全な方法で迅速にマシンを止められたことについて、チームがオーストラリア以降どれだけ改善することができたかを示していたと考えている。
「スタッフのひとりがタイヤを装着できていなかったが、マシンのジャッキが降りてしまった」
「彼はボタンを押したのだが、まだホイールが装着されていなかった。それが今回のミスだ。彼はそれに気が付き、我々は即座にマシンを止めた」
「システムは機能していたと思う。もちろん5000ユーロの罰金は良くないことだった。しかしもしレースで何かあった時にマシンをピットに押し戻すことができれば、もう一度コースで出ることができる。つまり、リタイアせずに済むということだ」
「我々が投入したものは機能していた。アンセーフリリースによる罰金を受けたことには満足できないが、それ以外はポジティブだ」
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