フェルナンド・アロンソは、マクラーレンはアゼルバイジャンGPでトップスピードを改善するために、走行初日にこれまでとは”異なる哲学”を試すだろうと話した。
2015年から3年間、ホンダ製のパワーユニット(PU)を搭載し厳しいシーズンを過ごしてきたマクラーレン。今季からはルノーPUを搭載しているが、依然としてトップスピードは伸びていない。
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それは他のルノーPUユーザーと比べても顕著で、開幕戦オーストラリアGPと第2戦バーレーンGPの予選では、マクラーレンのトップスピードは最下位だった。第3戦の中国GPでは、予選でアロンソとストフェル・バンドーンがスリップストリームを与え合う場面もあった。
アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースは、コース後半から2km以上に渡る長い全開区間を備えている。昨年、マクラーレンのトップスピードは最速のマシンと比べ時速15kmほど遅く、アロンソとバンドーンはともに予選Q1突破を果たせなかった。
「ここ数年、(アゼルバイジャンGPは)僕たちにとって非常に難しいグランプリだった」とアロンソは語った。
「僕たちには、パワーの面でいくらか制限があった。今年もまだ、僕たちのマシンはストレートでかなり遅い。だけど、うまくいけばここでそれを改善することができるだろう」
「僕たちは、(これまでとは)違う哲学を持っているし、違うテストを用意している。それを金曜日に試してスピードを上積みし、損失を最小限に抑えることができれば嬉しい」
「今年はこれまで、僕たちは予選Q3に進めていない。ここでもそれは難しいと思うが、もう少し近くなることを願っている」
バクー市街地コースの大半は伝統的なストリートサーキットの特徴を持つが、F1で最長のストレートがあり、高いトップスピードが要求される。チームにとっても、セットアップの面でユニークなチャレンジとなる。
アロンソは、金曜日に行われる実験的な試みはバクー固有のニーズへの対応だと話したが、ストレートスピードが重視されるカナダのような今後のレースでも重要だと語った。
トップスピードの不利を最小限に抑えることで、例えばダウンフォースが不足し、ラップの他の部分を犠牲にするというリスクもある。バクーは特にそのリスクが高いコースだが、motorsport.comがアロンソにこれについて尋ねると、彼は次のように答えた。
「それについては慎重に考える必要がある。金曜日はテストの日なので、様々な解決策をテストする」
「一晩をかけて、そういった解決策のバランスをとってどういう決定を下すのかは僕たち次第だ」
「レースにおいては、サーキットの低速区間でオーバーテイクされる危険は少ない。狭いストリートサーキットだからね。だから通常、ここではストレートで速い方が有利になる」
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