トロロッソのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、中国GPの決勝レースで起きた接触について、お互いにポジションの入れ替えに関する誤解があったことを認めた。
決勝レースの中盤、タイヤを履き替えたガスリーは18番手を走行中だったハートレーに追いついた。彼はターン14の入り口でハートレーのイン側に入ったが、アウト側を走っていたハートレーと接触してしまった。これによりガスリーは10秒のタイムペナルティを受けた。
F1中国GP決勝:リカルド&レッドブル、幸運と決断力で今季勝利を掴む。トロロッソ・ホンダはまさかの同士討ち!
また彼らの接触によってコース上にはパーツが散らばってしまい、セーフティカーが出動した。なお、このセーフティーカーは後にレースの流れを大きく変えることとなった。
最終的にガスリーは18位となった。ハートレーは51周目にマシンを降りているが、20位で完走扱いとなっている。
レース後、メディアを前にしたガスリーは、ハートレーが前を譲ってくれるものだと考えており、彼が通常通りコーナーを曲がったことに驚いたと話した。
「彼ら(チーム)は無線で『OK、ストレートの終わりでブレンドンは君を前に出すよ』と言ったんだ。だから彼がそうしてくれるものだと思って、僕はイン側をとったんだ」
「彼は少しスペースを残してくれるのだと思っていたけど、彼はいつものようにコーナーを曲がり始めた。僕はイン側にいてスピードを落としていたから、何もできなかった」
「ブレーキを踏んで彼を避けようとしたけど、それも遅すぎた。僕たちは接触してしまった」
「チームメイトと接触してしまうことになって残念だった。僕たちはお互いに誤解していたんだと思う」
「僕は彼が何かしてくれるものだと思っていたし、おそらく彼も(僕が何かをすると)考えていたのだと思う」
またガスリーは、レース前にチームがポジションの入れ替えについて話し合っていたことや、ターン14をポジションの入れ替えに使用することに合意していたことを明かした。
一方ハートレーは、ターン14の入り口ではなく、出口でガスリーを前に出そうとしていたと主張した。彼は、最初のスティントでもターン14の出口でガスリーを前に出したのだという。
「少し誤解があったことは明らかだ」とハートレーは語った。
「僕はウルトラソフトタイヤで苦戦していたので、最初のスティントでもポジションを入れ替えていた。ターン14の出口で彼を前に出したんだ。だから二度目にそれを求められた時にも、同じことをしようと考えていた」
「僕の考えでは、彼は間違いなく、僕が(ターン14の)入り口で前を譲るものだと考えていたようだ。でも実際はそうではなかった」
ガスリーはタイムペナルティに加えて、ペナルティポイントを2点加算された。この裁定についてガスリーは、「僕たちにできることは何もない」と述べた。
「確かに、テレビでは僕が悪いように見えるだろう。だけど今話したように、僕たちがあそこでポジションを入れ替えようとしていたのは明らかだ。彼がああやって曲がるとは考えてもいなかった」
「もちろん、もし僕たちが本当にバトルをしている状態だったら、僕はあのような曲がり方をするはずがない」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?