この記事をまとめると
■クルマ業界にも「都市伝説」といえそうなウワサがいくつもある
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■ガソリンの価格が急激に値上がりしたのはBEV推進派の謀略とする説がある
■BEVは女性ウケがいいというウワサもある
自動車業界でまことしやかに囁かれる都市伝説
クルマ業界に限ったことではないが、「業界都市伝説」のようなものが存在する。
クルマ関連でのそのひとつが世界的に高値安定状態のガソリン価格はBEV(バッテリー電気自動車)推進派の謀略説。本稿執筆時点では落ち着きを見せているともいえるアメリカのガソリン価格。アメリカのなかでも成分が異なることもあるのだが、とくに高いとされるカリフォルニア州の1ガロン(約3.8リッター)あたりの平均価格は5.203ドル(約806円)となっている。
円安のなか円換算するととくに高い印象となってしまうが、1リッターあたり約212円なので、日本でも補助金が終了すれば、1リッターあたり200円になるのではないかとされているので、過去には「水より安い」とされたアメリカのガソリン価格も、地域によっては日本並みとなってきている(ガソリン価格はいずれも本稿執筆時点)。
筆者が2023年9月に南カリフォルニアを訪れたときは、滞在中にあっという間に1ガロンあたり6ドルを超えてしまった。地元事情通に「BEVを普及させたくて価格操作しているのでは?」と冗談半分に聞くと、「値上げの根拠がいまひとつ不透明だから、それもあるかも」と返事されたことに驚いてしまった。
欧州はどうかと本稿執筆時点で調べてみると、いずれも1リッターあたりドイツで1.796ユーロ(約305円)、フランスで1.869ユーロ(約317円)、英国1.724ユーロ(約293円)となっていた。もっとも安いのがロシアの0.560ユーロ(約95円)で、もっとも高いのがアイスランドの2.081ユーロ(約353円)であった。1リッター300円台はかなり負担が重たいといわざるを得ない。戦争中ながら産油国であるロシアの安さはインパクトが大きい。
ロシアは今後、中国自動車メーカーの工場誘致を行うので、将来的にはBEV普及も視野に入ってくるのかもしれないが、現状は戦時下にあり、西側諸国メーカーから正規ルートで新車は供給されていない。ロシアメーカーも満足な車両生産ができないのでBEVにかまっていることはできない。
そう考えると、ほかの欧州諸国のガソリン価格は都市伝説どおりに「BEV一派の……」といいたいところだが、ロシアとウクライナだけではなく、イスラエルのガザ地区侵攻など、世界中が「きな臭い」ことになっていることのほうが影響を受けていると見たほうが現実的であり、やはり謀略説は都市伝説であり、荒唐無稽な話に終わるようだ。
EVのほうが女性ウケがいいのは本当か?
ちなみにコロナ禍前、もちろんロシアが戦時下となる前に首都モスクワを訪れたことがあるが、欧州、アメリカ、日本の各地からプリウスなどのHEV(ハイブリッド車)の中古車が多く輸入されていた(とくにプリウス)。
HEVに対するインセンティブなどが存在しないなか、そして1年のうち極寒の季節の長いモスクワ市内でよく見かけたので、ロシアの人は電動車への興味が高いように見えた。将来的にはBEV大国になるかもしれない。
もうひとつが、「BEVは女性ウケしやすい」という都市伝説。先日CSチャンネルで海外の名車再生系番組を見ていたのだが、出演者が4リッターV8エンジンをブイブイいわせてご満悦の表情を見せていた。いまどき「男だ、女だ」と論じるのはリスクは高いが、クルマのエンジン音を聞いて、「いいサウンドだ」と悦に入ったり、油まみれになってクルマいじったりするのは一般的には「男の世界」のイメージが強い。
そして、エンジン音を聞いて喜んでいる姿が理解できない女性が圧倒的に多いのではないかと考えている。
それに対しBEVは、クルマに興味のない女性(もちろん興味のない男性も)にとっては、「ノイズ」にしか聞こえないエンジン音はしないし、ICE(内燃機関)車に比べれば油まみれといった汚れる心配も少ないといえるだろう(パンク修理などをすれば別だが、たいていはロードサービス呼んだりしている)。
筆者はセルフスタンドでの給油時に手がガソリン臭くなることが多い。給油もいらないBEVならそんな思いもしなくて済む。
排気ガスを出さないことからもクリーンなイメージが先行するので、「BEVは女性ウケがいい」という都市伝説になっているのだろうが、そのあたりはとくに性別に関係なく、個々人の価値観の問題となるものと考えられるので、やはり都市伝説の域を出ない話となるのではないだろうか。
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