IHI：世界初、ジェットエンジン後方に搭載可能なエンジン内蔵型電動機を開発

IHIは本年2月、ジェットエンジン後方のテールコーン内部に搭載できるエンジン内蔵型電動機（250kW級）を、国内各社と連携し、世界で初めて開発した。

　ジェット旅客機の運航機数は、旅客需要の増加に伴い、今後20年間で約2倍に増加すると見込まれる一方で、国際航空運送協会（IATA）は、航空機のCO2排出量を2050年に2005年比で50%削減する目標を掲げている。このためには、従来の技術改善のみならず、安全性・経済性を維持しつつ、環境性を飛躍的に向上させる新たな航空機システムの実現が必要だ。

Comments

暗いニュースばかりの中で素晴らしいニュースですね。ホッとします。IHIさん頑張って下さい。

　ＩＨＩの電動機自体はユニット一体化で良い設計だと思う。ただ動力の一元化は計算上は理想なんだけど実際はあんまり上手く行ってない気がする。船も同様の事が言われてガスタービン発電の電動化（シリーズハイブリッドみたいな）にしたのもあるけど、見通しが甘かったのか開発長引いて価格上がったし。ボーイングも不祥事で新型作る余裕あるのかねぇ、ＭＲＪが順調なら使ってくれたかも知れないけど。