現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 2020年、増殖する移動オービスが、高速道路でも大繁殖!? 全15カ所、特に危ない鬼門ポイントを大公開!

ここから本文です

2020年、増殖する移動オービスが、高速道路でも大繁殖!? 全15カ所、特に危ない鬼門ポイントを大公開!

掲載 更新 11
2020年、増殖する移動オービスが、高速道路でも大繁殖!?  全15カ所、特に危ない鬼門ポイントを大公開!

昨年12月、移動オービスを導入したばかりの愛媛県警が、早くも県内の松山自動車道で取り締まりを開始したことを発表した。これで目撃例も含め、高速道路での移動オービスによる取り締まり例が14例になったわけだ。今後も、スピードアベレージの高い高速道路や自動車専用道路での取り締まりが強化されていくことは間違いない。が、その危険性に関して、マスコミを始めとする各メディアが突っ込まないのはなぜ?

「移動オービスによる取り締まり」につきまとう受傷事故リスクまでも、自己責任なんですか?

レーザー式は赤、レーダー式は白?どう光る? なぜ光る? 移動オービスの光り方を再検証!

 現在、当情報局が入手している全国の高速道路(自動車専用道路、有料道路含む)での移動オービスによる取り締まり情報は上表のとおり。(箱根新道、西湘バイパス、芦ノ湖スカイライン等でも目撃されているが、区間等、詳細が不明なため割愛しています。)

 当初、警察は「ゾーン30等、生活道路を中心とした取り締まりに使用します」と言っていたのだが、思うように効果が上がらなかったのか、最近は幹線道路だろうが高速道路だろうが、なりふり構わず移動オービスを過剰活用しているというのが現状だ。このコーナーでもすでに何度もお伝えしているが、とにかく、スピード取り締まりというものは、対象道路を走るクルマの平均走行スピードが上がれば上がるほど、取り締まる警察官とドライバー双方の受傷リスクが高まるというもの。確かに、以前のネズミ捕りのように、道路に飛び出して違反車を止めるという危険極まりない行為の必要がなくなったとはいうものの、ドライバー側は相変わらず急ブレーキを強いられるリスクからは逃れられない。特に運転の未熟なドライバーが、100km/hを超えるスピードで舵角を与えながら急ブレーキを踏んだらどうなるか、それどころか、アクセルとブレーキを踏み間違う人だって大勢いるというのに、警察のみなさんは何を考えているのだろうか?(まっ、どうせ「取り締まり方法は適切だった」ことになるのだろうが…)さらに、警察から言われるままに聞いたことをただ右から左へ脳天気に伝えるだけのマスコミや各メディアの皆さんは、なぜそんな肝心なことに関して突っ込まないのだろうか?

 とにかく、制限速度の低い地方の高速道路(〇〇自動車道)ならまだしも、基本的に100km/h制限(一部120km/h)の東名高速や名神高速にまでその乱用範囲が広がったとなると、今後、各地の高速道路で当たり前のように移動オービスが出没することになっても不思議はない。それゆえ、いずれ、なんらかの受傷事故が起こる可能性を、懸念せざるを得ないのだ。

 確かに、高速道路での事故は、一般道に比べればその死亡率ははるかに高いため、純粋に「交通事故死を無くす」ことを目標に取り締まりに力を入れているならまだ納得できるが、その前に、警察には反則金や検挙率ノルマに左右されずに、交通取り締まり本来の目的である「危険な事故や違反を未然に防ぐ」努力をしてもらいたい。どう見ても、やるべきことをちゃんとやっているとは思えませんよ!

関連タグ

こんな記事も読まれています

新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
ベストカーWeb
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
Auto Messe Web
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
motorsport.com 日本版
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
カー・アンド・ドライバー
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
グーネット
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
グーネット
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
グーネット
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
AUTOCAR JAPAN
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
AUTOSPORT web
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
AUTOSPORT web
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
くるまのニュース
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
AUTOCAR JAPAN
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
AUTOSPORT web
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
レスポンス
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
乗りものニュース
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
レスポンス

みんなのコメント

11件
  • せっかくの移動オービスなんだから
    「ノルマ稼ぎしやすい場所」じゃなく
    学校の通学路とかに設置すればいいのに
  • スピードよりも車間距離不保持車をもっと取り締まれよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村