もっとも多くの人に読まれた輸入車の記事はワンオウナーのブガッティ「EB110」の物語である。筆者がフェラーリ「360モデナ」を所有していなければ、オウナーとは出会えなかった。
生で見るEB110は「すごい!」の一言に尽きる。そもそも、日本の公道を走行可能なEB110がどれほど日本にあるのか不明であるが、ごくわずかしかないのは間違いない。しかもワンオウナーである。
レクサスのミニバンに賛否両論!? GQ CARS 年間アクセスランキング(日本車編)
記事掲載後、各方面より「びっくりした!」といった驚きの反応が寄せられた。ある人からは、当時のカタログをお借りしたが、あまりにもゴージャスな作り&内容に、「EB110が商業的に失敗したのは、あらゆる部分にコストを掛けすぎたんだろうな」と、思ったほど。なにもかもスケールが違うのである。
そんな超希少なEB110と巡り合ったのが縁で、連載「2桁ナンバー物語」を、始めた。最近、街を走るクルマのナンバーをチェックするが、なぜかR32型の日産「スカイライン GT-R」の2桁ナンバー車両をよく見かける。もちろん、すべてオウナーは異なる(はず)。R32型スカイラインGT-Rが多くの人に今なお愛されているのは知っているが、これほど2桁ナンバー車両が多いのに驚かされた。何せ、12月だけでも5台も筆者は見たのである。今後ぜひ、R32型スカイラインGT-Rの2桁ナンバー車両を取材したい。
SUV人気は相変わらずランキングには複数台のSUV記事もある。今、自動車市場は空前のSUVブームであるだけに、多くの読者が気になっているのだろう。
とくに、BMW「X5」の記事は多くの人に読まれた。もしかすると、今年、もっとも多くの人に注目された輸入SUVかもしれない。
筆者も何度か乗ったが、たしかにボディサイズは大きいものの、慣れればどうってこないし、気持ちのいいディーゼル・エンジン、広々としたインテリア、ハンズオフ機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などの豊富な先進装備によって、快適なドライブを供する。もちろん、駐車場所には困るかもしれないが、都市部の立体駐車場でない限り、駐車不可能というわけでもないから要は慣れの問題だろう。
ライバルのメルセデス・ベンツ「GLE」もX5に匹敵するサイズだから、今や、ミドル~ラージクラスSUVのボディは、大きいことがフツーになっている。もしサイズを持て余すならワンクラス下の「X3」や「GLC」を購入すればよい。取りまわしを考えると、日本市場に最適である。
X5よりワンサイズ大きいX7。それでも、X5やGLEを求めるのはなぜか? 3列シート仕様が選べるからかもしれないが、やはり多くの人は威圧感を求めているからではないか? ゆえに、威圧感トップクラスの「Gクラス」は圧倒的な人気を誇るのである。
来年はメルセデス・ベンツの新型「GLSクラス」など、さらに“オラオラ”出来るSUVが増える。SUVの今後に注目だ!
【2019年 年間アクセスランキング】第1位:2桁ナンバー物語 Vol.1 春日部33のブガッティ EB110(後編)
近年、ナンバープレートの分類番号(地名のとなりに記載)は3桁が主流になり、2桁は少なくなっている。2桁のクルマは、多くが20年以上所有され続けられている場合が多い。20年以上もおなじクルマに乗り続ける理由とは? 第1回は“春日部 33”のブガッティEB110を所有するオーナーをたずねたお話の後編。
第2位:新型ディフェンダーがついに日本へやってくる! エントリーモデルは489万円!
ランドローバーの新型「ディフェンダー」がいよいよ日本に上陸する。先行予約が開始された限定モデルとは?
Triggershoots LTD第3位:中国最高級ブランドのフラグシップ モデルとは? 紅旗「L5」に迫る!
中国車ブランドのなかでも長い歴史を有する「紅旗」。中国政府の要人が愛用していることでも有名だ。広州モーターショー2019で最新の紅旗モデル「L5」を見た小川フミオがレポートする。
第4位:隣のクルマが小さく見えます──新型BMW X5試乗記
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第5位:2億3000万円のマクラーレンに注目! 新型モデルのスピードテイルとは?
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第6位:ストラトスの現代版も登場! スポーツカーも個性で勝負──ジュネーブ国際自動車ショー2019リポート【第21弾:ユニークなスポーツカーたち】
89回目のジュネーブ国際自動車ショー・リポートの第21弾は、さまざまなメーカーから登場したユニークなスポーツカー! なんと、ランチア・ストラトスを現代風にアレンジしたブランニューモデルまで登場したから驚いた。
第7位:あのランチア ストラトスが復活?!──超本格的なレプリカモデル「The STR」日本上陸!
世界ラリー選手権をはじめ、さまざまなレースで活躍したランチアのホモロゲーションマシン「ストラトス」のレプリカモデル「The STR」が、日本でも販売を開始した。気になるその内容は?
第8位:スタイル良し! 走り良し! 実用性良し! 期待大なSUV登場だ──フォルクスワーゲン T-CROSS試乗記
フォルクスワーゲンのクロスオーバーSUV「T-CROSS(ティークロス)」に小川フミオがスペインで試乗した。ポロベースの新型モデルはいかに?
第9位:圧倒的な威圧感──新型メルセデス・ベンツGLE試乗記
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第10位:100万ドルのフェラーリほど美しいクルマはないかもしれない──フェラーリ モンザSP1 日本初上陸!
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(c)ERIC MICOTTOまとめ・稲垣邦康(GQ)
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