オーバーレブはエンジンの回転数が限界を超えることを指す
自動車用語として目にするし、レースのリポートでも「オーバーレブでリタイヤ」という表現を見たりする。オーバーレブとはいったいどういったもので、するとどうなってしまうのだろうか?
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まずレブとはなにか? 雑誌の名前にもなっていたりするが、レブとは、レボリューションの略。レボリューションというと、革命という意味がまず思い浮かぶが、軸回転という意味もある。つまりエンジンの回転数のことで、オーバーレブとなると回転数の限界を超えることを指す。具体的にはレッドゾーンまで回すことだ。そもそもその、限界の回転数はピストンが上下する回転数やバルブの開閉が適切にできるかなどによって決められている。
では、オーバーレブをするとどうなるか?
エンジン本体からピストンが飛び出すことも!
もちろん一瞬なら問題はないが、続けていると起こるのが、まずピストンとシリンダーの焼き付き。高温になったり、ピストンがあまりに早く動きすぎて、油膜切れを起こしてしまう。そうなると、ピストンやシリンダーが破損するだけでなく、最悪の場合、エンジン本体からピストンが飛び出したりする。
そしてもうひとつ起こりやすいのが、バルブサージングと呼ばれる現象。吸気と排気のバルブはカムが押して開いて、スプリングが戻していて、この一連の作動が付いていかなくなって、タイミングがおかしくなる。具体的にはバルブが開いたままになって、そこにピストンが衝突してしまう。もちろんこうなるとバルブは曲がるし、ピストンやシリンダーにもキズが入ってしまうこともある。
いずれの原因にしても、最悪の場合、そのエンジンは使用不能になるので、オーバーレブが発生しないように気をつける必要がある。ただし、レッドゾーンは余裕をもって設定されているので、入ったらすぐにダメになるというわけではないが、パワーも出なくなるので無理してそこまで回す必要はないと言える。
さらにオーバーレブ防止のために回転リミッターが付いていて、アクセルを踏んでも途中で回らなくなっているため一般的な走行でトラブルが起きることはないが、マニュアルミッションで極端なシフトダウンをすると発生することもあるので注意が必要だ。
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