■ドライビングスキルを向上させたいスーパーカーオーナーにこそ乗ってもらいたい
2019年8月に受注を開始していたメルセデスAMG「A35 4マチック」のセダン版といえるメルセデスAMG「A35 4マティック セダン」の注文受付が、2019年10月23日からスタートしました。納車は2019年12月以降を予定しています。
A35 4マティック セダンは、東京モーターショー2019のメルセデス・ベンツのブースに展示されています。
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メルセデスAMGのラインナップは、直列4気筒の「35」・「45」、V型6気筒の「43」、直列6気筒の「53」、V型8気筒の「63」と、搭載するエンジンで区分されています。
今回新たに日本に導入されたA35 4マティック セダンは、これまでエントリーモデルだったメルセデスAMG45シリーズよりもさらに戦略的な価格設定になっており、メルセデスAMGのドライビングパフォーマンスを多くの人に気軽に体験してもらいたい新たなエントリーモデルとなっています。
A35 4マティック セダンを簡単に説明すると、前輪駆動アーキテクチャモデルのAクラスセダンに高出力エンジンを搭載、四輪駆動システムに加え、高い剛性とアジリティのためのシャシーの補強やサスペンションなどのセッティングを施したモデルということになります。
高いドライビングパフォーマンスを実現しながらも快適性も損なうことのないように開発されているところが現代風です。
クルマとの挙動と対話しながら気持ちよくドライビングすることに焦点が当てられているのが、A35シリーズです。
パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボエンジン「M260」です。最高出力306馬力、最大トルク400Nmです。
これにAMGスピードシフトDCT7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされています。
エグゾーストシステムには自動制御のフラップが装備されており、選択したドライブモードに応じてバランスの取れた音色から、モータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えが可能です。
四輪駆動システムはパフォーマンス志向のトルク可変配分四輪駆動AMG 4MATICです。トルクの前後配分は状況に応じて連続可変制御され、トルク配分は前後100:0から50:50までの範囲で変化します。
エントリーモデルのA35 4マティック セダンですが、AMGトラックペースも装備されています。これはサーキット走行をするカスタマーには非常に嬉しい装備です。
サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能です。このほかラップタイムと区間タイムの表示や、それぞれの基準タイムからの差を表示する機能も備わっています。
特定の項目は緑または赤で表示されるため、数字を読まなくても最高タイムより速いか遅いかをひと目で判断できます。
サーキット走行後は、そのデータをもとに運転スキルを分析し、必要に応じて改善に役立てることができます。さらに、0-100km/h加速、100-0km/h制動などの測定と保存も可能です。
また、車両の位置を可能な限り正確に判断する新開発アルゴリズムを搭載することで、サーキットから離れた状況やコースが短縮された場合も認識することができます。
これにはGPSデータに加え、各種車載センサー(加速度、ジャイロスコープ、舵角、車輪速)を使用し、さらに緻密なデータとなりました。
これらの各種データは、ワイドスクリーンディスプレイ、コクピットディスプレイ、ヘッドアップディスプレイに表示できます。
メルセデスAMG A35 4MATICセダンの車両価格は、638万円(税込み)で、ステアリングは右のみとなります。
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