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業界ニュース 2019.10.30

シリーズ最強の341馬力モデルとは!? スバルの高性能車5選

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■過去から現在に至るスバルの高性能モデルを紹介

 スバルは1989年に発売した初代「レガシィ」に搭載され、モータースポーツでの活躍を支えたEJ20型エンジンの生産を終了すると発表しました。

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 初代レガシィのデビュー以降、スバルは高性能なセダンとステーションワゴンを製造するメーカーというイメージが定着し、いまに続いています。

 そこで、これまで販売されたスバル車のなかから、とくに印象深い高性能モデル5車種をピックアップして紹介します。

●レガシィ RS/GT-B

 1993年に発売された2代目「レガシィ」は、初代からのコンセプトを引き継ぎ、オールラウンドで高性能なセダン/ステーションワゴン(以下ワゴン)としてデビューしました。

 この2代目レガシィは1996年にマイナーチェンジをおこないましたが、セダンの「RS」とワゴンの「GT-B」が搭載したEJ20型2リッター水平対向4気筒ツインターボエンジンは、2リッターエンジンとして初めて280馬力(5速MT車)を達成した、記念すべきモデルです。

 このEJ20型ツインターボエンジンは「2ステージツインターボ」と呼ばれ、低回転領域ではシングルターボ、高回転域ではツインターボに移行し、低速トルクを犠牲にすることなくトップエンドまで力強い加速を維持することができました。

 また、足まわりではビルシュタイン製倒立式ショックアブソーバーを採用し、操縦安定性と乗り心地の高次元なバランスを追求したといいます。

 こうして、エンジンとシャシともに高性能化した2代目レガシィの後期型はヒット作となり、スバルが高性能モデルメーカーというブランドイメージを、より強固なものにしました。

●インプレッサ 22B-STiバージョン

 かつて、スバルといえば世界ラリー選手権(以下WRC)や、国内のラリー選手権、ダートトライアルなどのモータースポーツで活躍しました。とくにWRC出場によって、国内と欧州でのブランドイメージ向上にも貢献します。

 WRCでの活躍は「インプレッサ」によるものですが、グループAカテゴリーで戦う、量産車をベースにラリー用に改造したマシンでしたが、1997年以降はグループAながら規定が大幅に緩和され、より改造範囲が広がった「WRカー」によって戦われました。

 スバルは2ドアクーペの「リトナ」をベースに大幅に改造された「インプレッサ ワールドラリーカー97」を投入し、このマシンのロードゴーイングモデルとして、1998年に「インプレッサ 22B-STiバージョン」を400台限定で発売します。

 インプレッサ 22B-STiバージョンはブリスターフェンダーを採用したワイドボディとされ、エンジンもEJ22改の型式が付与された2.2リッター水平対向4気筒ターボが搭載されました。

 ほかにもツインプレート・セラミックメタルクラッチや、ビルシュタイン製ショックアブソーバー、アイバッハ製スプリング、BBS製鍛造アルミホイール、ピレリP-Zeroタイヤなどが装備されました。

 価格は500万円(消費税含まず)と、かなり高価でしたがすぐに完売し、いまでは中古車が1000万円前後の価格で販売されています。

●レガシィ 3.0R

 2003年に登場した4代目レガシィは、ボディサイズが拡大され3ナンバーサイズ化されたことや、等長エキゾーストマニホールドの採用により、スバルの水平対向エンジン独特の排気音が消えたことで、よりコンフォートな高性能4WDセダン/ワゴンとなりました。

 4代目レガシィでは先代から引き続きターボモデルがメインでしたが、エンジンの改良により上質さは大きく進化していました。

 その上質さをさらに高めたのが、追加ラインナップされた3リッター水平対向6気筒エンジンを搭載する「3.0R」です。

 最高出力250馬力、最大トルク31.0kgmを発揮するエンジンは、2リッター4気筒ターボエンジン搭載車とは違うエレガントな走りが可能でした。

 さらに、2004年には、専用チューニングのビルシュタイン製ショックアブソーバーや、専用の外装パーツ、18インチホイールを装備する「3.0R Spec B」が登場します。

 当初は6速MTのみが組み合わされていた(後に5速ATも追加)のは、水平対向6気筒エンジンの滑らかさを味わってほしいという、スバルからのメッセージだったのではないでしょうか。

■争奪戦必至の2台の限定車とは!?

●STI S209

 スバルはこれまで、前述のインプレッサ 22B-STiバージョンに代表されるコンプリートカーを、定期的に販売してきました。

 なかでも2000年にインプレッサをベースとして「インプレッサ S201 STiバージョン」から始まったSシリーズは、「S206」までがインプレッサ(途中に「R205」を挟む)でしたが、「S207」「S208」は「WRX STI」がベースでした。

 このS207、S208とも600万円台から700万円台と高価だったにも関わらず、即完売する事態になりました。投機目的のケースもあるようですが、いずれにしても高い人気を誇っています。

 そして、2019年1月に北米で開催されたデトロイトモーターショーで、最新のスバル「STI S209」が発表されました。

 209台の限定生産で、エンジンは341馬力を発揮するEJ25型2.5リッター水平対向4気筒ターボを搭載。ボディはワイドフェンダー、フロントカナード、リアウイングを備えたアグレッシブな新しい外観です。

 このSTI S209も争奪戦となると予想できましたが、北米専用モデルであり、日本では発売予定は無いとアナウンスされています。

●WRX STI EJ20 ファイナルエディション

 冒頭にあるとおり、スバルの高性能エンジンEJ20型が2019年度で生産を終了するとアナウンスされました。

 そこで、スバルはWRX STIの最後の限定車「WRX STI EJ20 ファイナルエディション」発売すると発表。プロトタイプが、2019年10月23日から開催された東京モーターショー2019で公開されました。

 WRX STIの集大成となるWRX STI EJ20 ファイナルエディションは、「WRX STI タイプS」をベースに、回転系パーツの重量公差・回転バランス公差を低減したバランスドエンジンを採用。EJ20型エンジンの特長である高回転域まで吹け上がる気持ち良いエンジンフィーリングをさらに磨き上げています。

 外観は、WRCで活躍したマシンを彷彿させるゴールド塗装のBBS製19インチ鍛造アルミホイールを装着し、フロントグリルやリアバンパーには、STIのコーポレートカラーであるチェリーレッドの差し色を採用。

 また、全体のスタイルを引き締めるアクセントとして、ドアミラーやシャークフィンアンテナはブラックとしています。

 WRX STI EJ20 ファイナルエディションの価格(消費税込)は452万1000円から485万1000円で、555台が限定販売されます。

 購入については、2019年10月24日から11月11日の受付期間中にスバル販売店でエントリーが必要です。限定台数を上回るエントリーがあった場合は、厳正なる抽選のうえ、当選者に商談の機会が設定されるとしています。

 なお、通常仕様のWRX STIは、2019年12月末まで受注が受け付けられ、FA20型エンジンを搭載する「WRX S4」については、継続して販売されます。

※ ※ ※

 国内市場では280馬力規制が撤廃されて以来、高性能車が次々と世に出ています。スバルもこれまでEJ20型エンジンを主軸に高性能車を開発してきましたが、さすがに基本設計が古く、排気ガス対策が困難というのが生産終了の理由です。

 しかし、スバルの高性能車は無くなるわけではないようです。次期WRX STIとの噂があるコンセプトカーも何度か披露されていますから、大いに期待できるのではないでしょうか。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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