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「そもそも"ハンターカブ"ってどんなバイク?」大注目「CT125」の進化の系譜を東京モーターショー前にチェック!#東京モーターショー2019

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「そもそも"ハンターカブ"ってどんなバイク?」大注目「CT125」の進化の系譜を東京モーターショー前にチェック!#東京モーターショー2019

自然をゆっくり楽しめる本格トレールカブ、復活!
野山をゆったり楽しめる、オフロードでの走破性を高めたトレッキング仕様のカブとして、多くのライダーに愛されてきた名車「CT」の名前がついに復活する!

東京モーターショーで世界初公開されるコンセプトモデル、CT125は、前モデルのCT110から実に38年の時を経て現代に蘇るトレールモデルである。

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かつてのCT110を知る人であれば一目瞭然。

大きなリアキャリア、アップマフラーをはじめ、特徴的なディテールで構成されるそのスタイリングは、現代のマシンでありながら、CT110を徹底的にオマージュしたものとなっているのだ。

すでにこのカテゴリーにはクロスカブの50と110があるが、このCT125はその名が示す通り、CTシリーズの直系。

自然を愛でながら、アウトドアシーンで本格的に活躍できる走破性と機能を備えていることを、見る者に予感させる完成度の高さを備えている。

CT125に息づく「ハンターカブ」のDNA
CTシリーズの別名として名高いのが「ハンターカブ」。

日本国内向けでは1968年に登場したCT50が最初のモデルである。

登坂性能や荷物の積載に優れた、2輪車初の副変速機「スーパートルク」を採用した個性派だ。

1981年登場の110は、のちに海外仕様が「トレール110」と呼ばれて人気となったモデル。

CT125にはこれらのDNAが息づいている。

質実剛健なスタイリングにC125譲りの新世代空冷エンジン!
CT125は、スタイリングだけでなく、そのメカニズムも本格的だ。

スチール製のフロントフェンダーにブロックパターンタイヤを見れば、ダートや不整地での走行を視野に入れたものだと分かるが、他にもエンジン下部を岩や石のヒットから守るスキッドプレート、水たまりや浅い水辺などでの走行時にエンジンをダメージから守る、ハイマウントの吸気ダクトやサイドエアクリーナー、アップマフラーなど、オフロードでの走破性を高めるアイテムを多数搭載しているのだ。

エンジンのベースはタイ生まれの世界的ヒットモデル、スーパーカブC125。

ブレーキはファン待望の前後ディスクとなり、大型のリアキャリアはキャンプ道具など、かさばる荷物も余裕で積載可能だ。

いまのところ市販などの予定は未定のままだが、ここまでの完成度から察するに、もういつでも市販できそうな仕上がり。

発売されれば大ヒット間違いナシの1台だ。

太田安治のCT125 ファーストCHECK!
初代ハンターカブは63年に登場し、スーパーカブをベースに未舗装路での走破性を高めたワイルドなデザインで人気を博した。

現行のクロスカブはそのイメージを受け継いだストリートバイクだが、このCT125は初代同様にオフロード走破性を重視した設計。

アップマフラーと超大型キャリア部に設けられた吸気取り入れ口、エンジンのガード類やブロックタイヤといったタフな装備に「本気」が見て取れる。

間違いなく人気を集めそうな一台だ。

DETAILS
アウトドアで大活躍する大きなリアキャリアはCTシリーズのアイデンティティ。

上面には「TRAIL HUNTER」の名前も刻まれる。

サイドカバーは左右非対称。

右サイドの車名ステッカーには、アウトドアモデルよろしくクマ(?)の足跡を模したロゴが入る。

電源が入らなかったため詳細は不明だが、モンキーと同様の液晶デジタルメーターを採用している可能性が高そう。

水たまりや多少の浅瀬などをゆっくり進む際に、吸気口から水を吸い込まないように工夫されているハイマウントエアクリーナー。

[ アルバム : CT125 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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