新世代となって2代目の「Theビートル」だが、今年末をもって販売が終了する。実際、すでに7月末で生産自体は終了しており、日本国内で言えば、現在の在庫車とこれから上陸するぶんで終了ということになる。
現在、VWジャパンでは「See You The Beetle」キャンペーンを実施しており、いよいよ販売終了に向けてのカウントダウンといった雰囲気だ。
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■現在販売中の「Theビートル」のラインナップと価格
・The Beetle Base…239万9000円
・The Beetle Design…278万円
・The Beetle Design Meister…303万円
・The Beetle R-Line…303万円
・The Beetle R-Line Meister…348万円
・The Beetle 2.0 R-Line 354万円
・The Beetle 2.0 R-Line Meister…397万円
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※本稿は2019年9月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年10月10日号
■今年末で販売終了のVW ザ・ビートル
ちなみに現在のラインナップは『ベース』、『デザイン』、『R-Line』、『2.0 R-Line』の4タイプで、ベース以外には純正カーナビやリアビューカメラなどを標準装着した特別仕様の「Meister」が加わる。
今年末で販売を終了するThe Beetle。今なら全グレード購入可 ※取材時
「今の時点(取材時)ならば全グレード購入可能です」とVWジャパンでは言うものの、当然、今後在庫は減っていき、ボディカラーなど希望のモデルは買えなくなってくる可能性が高い。
買うなら今だし、今しか買えない、とも言える。
今年1月から7月の販売台数は約2700台程度ということで、昨年同期と比べて10%程度増えているという。やはり販売終了を受けて販売台数は増えている。
販売店では「一気に駆け込み需要というほどではないものの、ビートルに対する問い合わせは確実に増えています」とのこと。
この先、いよいよカウントダウンとなれば「欲しかった」人の駆け込み需要も急速に増えてくるだろう。
基本となる4つのグレードに加え、Base以外にはMeisterという装備を充実させた特別仕様モデルが設定されている。写真はDesignのMeister。価格は303万円だ
ニュービートルの名で新世代ビートルが国内に登場したのが1999年のこと。2003年3月にはカブリオレが加わり、2010年に生産を終了。
その後「Theビートル」と名を変えて現行型が2012年4月に国内での受注を開始して7年。次期型の計画が明らかにされないまま、生産を終了した。
さて、「Good-bye」ではなく「See You」と別れを告げたビートル。三度目の復活に期待したい。
各グレードの主要諸元
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