現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 旭化成の名誉フェローの吉野博士がノーベル化学賞を受賞 リチウムイオン電池関連技術で

ここから本文です
業界ニュース 2019.10.9

旭化成の名誉フェローの吉野博士がノーベル化学賞を受賞 リチウムイオン電池関連技術で

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旭化成の名誉フェローである吉野彰博士が、リチウムイオン電池に関する研究究開発の功績で、2019年度ノーベル化学賞を授与されることが決定した。日本人ノーベル賞受賞は2018年の京都大学の本庶佑特別教授に続いて27人目で、ノーベル化学賞の日本人受賞者としては8人目。米国テキサス大学のジョン・グッドイナフ教授、米国ニューヨーク州立大学のスタンリー・ウィッティンガム特別教授との共同受賞となった。

リチウムイオン電池は市場の急拡大が見込まれている電気自動車やプラグインハイブリッド車など、環境対応の次世代自動車に必要可決な製品で、産業分野に与えている影響が大きいことが評価された。

    旭化成・吉野 彰名誉フェロー リチウムイオン電池特許で欧州発明家賞受賞記念講演 CO2削減で貢献期待 AIEV普及は社会的メリット

吉野博士は、電池の負極材料として「ポリアセチレン」という電気を通すことのできるプラスチックを発見。これを米テキサス大のグッドイナフ教授と東芝リサーチ・コンサルティングの水島公一博士によって1979年に発見されていた正極材料コバルト酸リチウムと組み合わせることによって新型二次電池の原型を築いた。

また、正極の集電体にアルミニウムを使用するというリチウムイオン電池の基本技術開発と、実用化のために必要な電極化技術、電池化技術、周辺技術をそれぞれ開発、小型・軽量の新型二次電池としてのリチウムイオン二次電池の実用化を達成した。

吉野博士は「環境問題に答えを出してくるということにストックホルム(スウェーデン王立科学アカデミー)の方が期待され、リチウムイオン電池が(ノーベル賞の)対象になったことに嬉しく思うし、いろいろな分野での若い研究者の励みになってくれる」と、今後の研究開発の発展に期待感を示した。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、高エネルギー密度化と安全性の両立が可能な蓄電池である全固体リチウムイオン電池を世界に先駆けて実用化するための研究開発プロジェクトを推進している。吉野博士はプロジェクトの委託先である技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センターの理事長としてプロジェクトを推進している。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(日刊自動車新聞 )

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • kan*****|2019/10/10 07:19

    違反報告

    本当に関西人の誇りでもあり、日本人の誇りでもあります。
    もともと石油化学のオーソリティが電池を手掛けて結果を出すとは本当にすごい事。
    これは本人も仰っていたことだが、柔軟なアタマ、諦めない執念が大切だと。

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します