2019年9月9日、フェラーリは、「812 GTS」を発表した。
812 GTSは、クーペモデル「812 スーパーファスト」のオープン版である。ルーフは、「488 スパイダー」などとおなじく電動開閉式のリトラクタブル・ハードトップを採用、簡単なスウィッチ操作のみで開閉出来る。
自動車メーカーになった男──想像力が全ての夢を叶えてくれる。第10回
電動リトラクタブル・ハードトップを採用。開閉に要する時間はわずか14秒。電動リトラクタブル・ハードトップの開閉に要する時間はわずか14秒で、45km/h以下であればいつでも開閉出来るという。また、ウインドストッパーとしても機能する電動リア・スクリーンも備わる。さらに、ラゲッジ・ルーム容量は250リッターを確保したとのこと。
流麗なエクステリアは、フェラーリ・スタイリング・センターのデザイン。812 スーパーファストのリア部分を再デザインし、オープン化を実現した。また、リア・ディフューザーに3枚のフラップを新たに装着するなどした結果、812スーパーファストとほぼ変わらぬ空力性能を達成したという。
さらに、フロントガラス上部の左右コーナーに設けた小さなL字型フラップによって、高速気流の流入を抑え、乗員の快適性を高めた、とされる。
デザインはフェラーリ・スタイリング・センターの手による。812スーパーファストのリア部分を再デザインしたという。価格は4500万円~5000万円?搭載するエンジンは、812スーパーファストとおなじ、6496ccV型12気筒自然吸気エンジン。最高出力800ps/8500rpm、最大トルク718Nm/7000rpmを発揮する。駆動方式は後輪駆動。最高速度は340km/h。静止状態から100km/hへの到達時間は3.0秒、200km/hまでは8.3秒である。
組み合わされるトランスミッションはデュアル・クラッチ・タイプの7ATのみ。走行モード・システム「マネッティーノ」を、スポーツ・モードにするとシフトアップ/シフトダウンともに変速時間が大幅に短縮されるという。
インテリア・デザインは812 スーパーファストとほぼおなじ。トランスミッションはデュアル・クラッチ・タイプの7ATのみ。シートはヘッドレスト一体型の電動調整式。日本への導入時期や価格は不明。812 スーパーファストが3910万円だから、約4500万円~5000万円ぐらいだろうか。ちなみにFR+V12気筒自然吸気エンジンを搭載するフェラーリのオープン・モデルは「365 GTS 4」以来、約50年ぶりという。
文・稲垣邦康(GQ)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長3m級で470万円!? 「小さな超高級車」がスゴかった! “匠”が仕上げた「豪華すぎ内装」採用! 日本でも販売した「老舗ブランド」の激レア車とは
子育て世帯に最適なクルマとは? 「ミニバン買おう」「やっぱり軽自動車」より遥かに大事なことがあるんです
「自動車税」そろそろ来た? “恐怖の手紙”「納税通知書」の季節… もし支払わないとどうなる? 早めに処理したい理由とは
全長4.2m! スズキの斬新「コンパクト“3列”ミニバン」! クラッチレス“MT”×ハイブリッド採用!? 全ドア「スライドドア」の「エアトライサー」とは
全長3.4mでも「7人乗り」!? 大人4名で「車中泊」も可能! 斬新すぎる“超狭小”ミニバン「ドミンゴ」が凄い!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?