充電器の混雑やトラブルで予定が大幅に狂うことも!
まだまだ発展途上な部分はあるものの、街なかで見かける機会も増えてきた電気自動車。とくにモーター駆動による圧倒的なトルク感やシームレスな加速に魅了された人も少なくないようだ。そんな運転する楽しみもある電気自動車ではあるが、ガソリン車ではありえない思わぬトラブルに遭遇することもある。今回はそんなトラブル事例をご紹介しよう。
1)電欠の恐怖と読めない時間
電気自動車で一番心配なのが電欠だ。ガソリン車のガス欠とは異なり、持ち運ぶことが実質不可能な電気だけにいっそう気にする人も多いだろう。とくに充電スタンドの混雑は、予定が大きく狂う要因ともなってしまうが、これもガソリンスタンドの混雑よりも圧倒的に時間がかかってしまう。
2)充電器のトラブルは死活問題
また、怖いのが充電器のトラブルだ。ある程度アプリやネット上の情報で情報を収集することはできるが、突発的なトラブルまではカバーしきれない部分がある。バッテリーに余裕があればいいが、ギリギリの状態でたどり着いた充電器がトラブルで使えないとなると完全に詰みとなってしまうのだ。
バッテリーは温度が上がっても下がってもトラブルの原因に
3)バッテリー温度の上昇
ガソリン車でも水温が適正値よりも上がってしまうとオーバーヒートというトラブルに繋がる。しかし、しっかりメンテナンスがなされている車両であれば、普通に走っている限りオーバーヒート状態に陥る可能性は非常に低い。
一方、電気自動車はバッテリーに急激な放電や充電のような負荷を与えると、みるみる温度が上昇してしまう。これは何もサーキット走行のような激しいものでなくても、例えば高速道を延々とひた走り、バッテリーが減った状態でサービスエリアの急速充電器を使って急速充電を行う、という形であっという間に温度が上昇してしまうのだ。
バッテリーの温度が上がると充電のスピードも落ちるし、上がり過ぎると出力が絞られることも。もちろんバッテリーの劣化にも影響するので、いいことなしなのである。
4)冷え切ったバッテリーも問題
アツアツになったバッテリーも問題だが、バッテリーの温度が冷えすぎるのも問題となる。バッテリーの温度が低すぎても十分な性能が発揮できず、バッテリーの消費速度も上がってしまうのだ。寒い時期にスマホの充電が早くなくなってしまう経験をした人もいるかと思うが、まさにそれと同じことが電気自動車にも起こるというわけなのである。
ちなみに電気自動車も車種によってはバッテリー用の冷却装置やヒーターが備わっているものもあり、そういったモデルであればバッテリー温度の問題はやや改善されるが、完全に解決できるものではない。
5)バッテリーの劣化問題
電気自動車オーナーが一番戦々恐々としているのはやはりバッテリーの劣化ではないだろうか。最近のモデルはバッテリー本体の改良や保証制度の充実によって不安の度合いはかなり下がったと言えるが、それでも不安であることに違いはない。
とはいえ、エンジンを搭載したモデルでも経年劣化でパワーや航続距離(つまり燃費)が悪化するわけなのだが、電気自動車の方が精神的にくるのはなぜなのだろうか。
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