初の温泉お泊まりツーリング！後編～日本一高い国道を走る～【連載第18回】もっと上手くなりたい！ 葉月美優のGSX250R RIDING DIARY

相棒のスズキGSX250Rと初の泊まりがけツーリングに旅立った葉月美優さん。今回は、後編ということで、2日目の模様をレポートします！　さらに泊まりがけツーリングの装備も公開！

初日の内容はこちらの記事をご覧ください！

朝からモリモリ食べます！！
昨日は温泉に入って部屋でのんびりして、ベッドに入ったらすぐに寝てしまいました！

はしゃぎすぎて疲れてたんだなぁと実感（笑）

朝ご飯の前に気づいたのが、お肌がツルツル！　化粧ノリも本当にまったくちがって良くなっていました(⸝⸝o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥⸝⸝) ♡

いままで温泉に入っても実際あまりちがいを感じにくかったのですが、今回はすぐにちがいを感じました！

ひゃ～これは毎日入りたい～！

いざ朝食会場へ！　朝もバイキングでした！　朝食からしっかり頂きます(*´﹃｀*)

大好きな卵料理もデザートもたくさん♡

もちろん朝の料理も美味しくて食べすぎてしまいました（笑）。

さて、食べすぎてお腹が重くなったところで出発！

2日目もどきどきワクワク(((ο(*ﾟ▽ﾟ*)ο)))

万座ホテル聚楽を出たら、すぐにワインディングロードでした！　これも泊まりがけならではのご褒美ですね。

家から出発だと、どの方面に行くにしても、しばらく見慣れた風景。いきなりこんなジェットコースターみたいな道を走れるなんて最高です！

そしてグネグネ道を駆け上がると、スカイラインに出ました！

ここがツーリングライダーに大人気の国道292号、志賀草津道路なんですね！！

山の尾根に道が伸びていて龍みたいです！　これから先もどんな景色が待っているか楽しみ♡

と思ったら………ひゃ～ちょっと標高が高くなっただけで霧がすごい～( ꒪⌓꒪)

これぞ山の景色！　山岳ワインディングツーリングには付き物ですかね！

本当に見えないでしょ～。しばらくこんな感じで、ゆっくりと気をつけながら走ります。

GSX250Rは路面状態が悪くても、安定感があるから大丈夫！　こんな霧で視界が悪くても、ゆっくり走れば安心です♫

日本国道最高地点に立つ！！
ゆっくり走っていたら行きたかった場所、渋峠に到着しました！

ここは、全国の国道で一番標高が高い場所なんです*.+ﾟ

5月に行った八ヶ岳ツーリングでは、日本の国道で二番目の高さの麦草峠へ行きました。そちらは標高2127m。

で、今回の渋峠の標高は……2172m！！

45mの差なんですね～！　そんなに変わらなかった( ◞´•௰•`)◞
そもそも2000mの世界に来ると45mの差は小さく感じますよね。

でも日本一に来たことは間違いない！

これで日本二位だけでなく日本一を知る女になれました(*´罒`*)

それにしても本当に7月なの？　と疑いたくなる気温。
15度です。霧がある標高2127mは寒いですね～。

ここまで私が走ってきた国道292号 志賀草津高原ルートは、群馬県と長野県の県境の尾根を越える道。さっき通った山田峠をというところは分水嶺（ぶんすいれい）になっているそう！

ということは例えば、暑くて私のかいた汗が落ちたとします。それが群馬県側に落ちると、その汗は太平洋へ。長野県側に落ちると日本海へ流れていくってことです。

まさに運命の分かれ道、なんだか面白くないですか？( *´艸`)　一滴の汗は海まで到達できないでしょうけどね（笑）。

ここまで霧の中を走ってきましたが、霧がなければしっかり景色が見えたんだろうな～。

行く前に日本屈指の絶景ロードとか聞いていたから、快晴だったらどんな景色だかすごく気になる………。またリベンジ出来たらいいな⸜( ˙˘˙)⸝

しばらくそんな調子で走って、あるトンネルを超えたら、さっきまでの霧が嘘のように視界良好✧*｡

山のあるあるですよね～。

いつものペースで走れる♫

GSX250Rで走る山道は最高に楽しいです！

信号がないからいちいち止まることもないし、カーブだったり直線だったりのびのび走れて楽しい( ´ω` )

サイドバッグがついてるから、いつもとちょっと感覚が違うけど、それでもGSX250Rは女の子でも動かせるくらい軽いから、坂道発進も簡単にできてしまいます♫

ちなみに私が行った7月頭は、国道292号は一部通行規制がありました。簡単にいうと、万座～草津温泉間がバイクだと通れません。クルマでも時間規制があって、場合によっては通れない日もあるそうです。

なにこれ!?　大噴泉を発見!!
霧もすっかり晴れて国道292号をどんどん下っていったら、もくもく出ている煙を発見！

なんだー？　と寄ってみるとそこは、「噴泉」でした！

「平床大噴泉」というそう。近づいてみると硫黄の匂いがすご～い。

岩から温泉がシュワシュワと勢い良く吹き出してる！！

こんな間近で見られるなんて(´⊙ω⊙`)

このあたりは、「ほたる温泉」って言う名前なんだって。その源泉がここなわけですね。

卵置きたくなります（笑）。

やっぱり、あまり近寄ると危ないらしい！

これはどうやら今回学んだ「硫化水素」ですね(｀-ω-´)✧

最後の目的地は牧場だっ－－－！！！
さて、最後の目的地は、山田牧場！

これまでの道のりは狭くなって、ぐねんぐねんで大変でした。だけど楽しかった～！

山田牧場には牛がたくさんいました。

みなさん、牛を呼び寄せることってできますか？　私はできません！！（笑）

そのとき、ちょうど牛の鳴き声を真似して呼び寄せることができる人がいて、こんなにたくさん集まってきちゃいました。

私もやってみようと思ったけど上手くできませんでした、残念です（泣）。

間近で見るとこんなに大きかったんでしたっけ。

白黒のザ・牛というような牛や、白の面積が多過ぎる牛、茶色の牛がたくさんいました！

草をモグモグ食べている姿は可愛いですね♡

GSX250Rと牛のコラボはどうですか～？

牛を見てたらお腹空いちゃった～(*´﹃｀*)

というのは嘘で……（笑）

帰り道を走りながらランチスポットを探します♫

私は、運転してるいときはお腹空かないんだけど、バイク降りるとお腹空くんですよね～。

峠道を抜けて、街道っぽいところへ出ると食事処を発見！

今日はソースカツ丼にしました！

がっつりペロリでした(ฅ∀<`๑)てへっ♡

帰り道も長いけれど、これでエネルギー補充はOK。安全運転で帰りまーす！

（ツーリングレポートは、おしまいです♡）

ここで、私の装備をお見せします！
ここで泊まりがけツーリングの私の持ち物をお見せします！　女性目線で(๑•ω-๑)♡

と言っても私は、極力荷物を少なくしたい派なのでかなり最小限です。

バッグはシートバッグとさらにサイドバッグも装着していきました。

タナックスMOTOFIZZの「シェルシートバッグMT」（税抜12,500円）と「スポルトシェルケース」（税抜35,000円）の組み合わせです。

容量は「シェルシートバッグMT」が10L（拡張すると14L）。「スポルトシェルケース」が左右で36L。私はこの合計46Lの装備で余裕でした。

このシェルシリーズのバッグ、GSX250Rをはじめ、フルカウルスポーツバイクのライダーに人気だそうです。

装着してみて、かっこいい！　と思いました。シェル部分がカウルの素材に近くて、デザイン的にフィットしていますね！

それでは、中に何を入れたのかお見せします！

まず、一番荷物を取り出しやすいシートバッグにはこんなものを入れていました。
◎飲み物
❥フルフェイスのときはストローも入れています
　
◎お財布
　
◎スプレータイプの日焼け止め
❥これは必須です！　ツーリングの時はずっと外を走っているので焼けやすいのです。（女性はメイクの上から日焼け止め塗り直せないのでスプレー）
　
◎メイク道具
❥ヘルメットでメイクが落ちてしまうので頻繁に直したいのです。
　
◎おやつ
❥この日はミックスナッツ（笑）。すぐお腹空くのでちょこちょこ食べれるものは常備！
　
◎キャップ
❥炎天下のときはヘルメット脱いだら被りたいですね！　髪もぺたんこになるから隠すこともできます(｡-∀-)　今回は曇りが多かったから出番はなかったですけれど。

　

　

続いて、サイドバッグ左側！
左側（サイドスタンド側）には、頻繁には取り出さないけど、必要なときにすぐに取り出したい物を入れています。こちら側は、路肩に停車したとき安全ですからね。

◎タオル
❥突然濡れたとき用、何があっても対応できるように大きめ。
　
◎ツーリングマップル
❥ツーリングのおとも！　これがあると安心です♫
　
◎カッパ
❥突然雨が降ることなんてあるあるなので、カッパは必須！
　
◎養生テープ

最後は、サイドバッグの右側！
右側は路肩に止めたとき、車道側なので、宿につくまで特に必要のないものを入れています！

◎着替え
　
◎ヘアアイロン（女の子ならではかな）
　
◎充電器等
　
◎歯ブラシ
　
◎美容品等

宿に入るときは、これらを手提げバッグに入れてホテルへ持っていきます！

お泊り道具少ないでしょ（笑）。本当に必要最低限しか持っていかないの。

行き先によってまた変わってきますけどね！　だけど、こんな風にスペースに余裕があるとお土産も買って帰れるから安心です！

ちなみに！　サイドバッグ左側に入っていた養生テープ何に使うんだ？　と思った方！

バッグを装着したとき、バイクとこすれてしまう場所に貼っていました (ｰ̀֊ｰ́ )✧

こうすると安心です♫　大事な相棒は傷つけたくないもんね(♡´ ³`)

ほかにもいろいろ使えるから養生テープはあると便利ですよ！

泊まりがけツーリングに行ってみて、実感した楽しみとメリット
2日間GSX250Rと泊まりがけ温泉ツーリングでしたが、1日走り回って遊び疲れてからホテルに行けるっていいですよね♡

用意されたご飯を食べて、温泉に入って疲れを癒やしてリセットして次の日も走れる！

その分行ける範囲も大きく広がります！　1泊2日でも1日目は、めいっぱい遠くまで行けますからね。

また、複数人で行けば夜飲んだりもできますね♡

日帰りじゃお酒を飲むことはできませんから。

たくさん遊ぶ時間が取れるっていうのもあります！

たまにはこういうのもいいですよね(＊>ω<＊)

初のGSX250Rと泊まりがけの温泉ツーリング、とても楽しかったです♫

来月は初めての東北ツーリングにチャレンジする予定。
これも泊まりがけです！　どうぞお楽しみに♡

文：葉月美優／写真：松川 忍

スズキ GSX250R　主なスペックと価格
全長×全幅×全高：2,085×740×1,110mm
ホイールベース：1,430mm
最低地上高：160mm
シート高：790mm
車両重量：178kg
エンジン形式：水冷4ストSOHC2バルブ並列2気筒
総排気量：248cc
ボア×ストローク：53.5×55.2mm
圧縮比：11.5
最高出力：18kW(24PS)/8,000rpm
最大トルク：22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
燃料タンク容量：15L
変速機形式：6速リターン
減速比（1次/2次）：3.238/3.285
キャスター角：25.35
トレール量：104mm
タイヤサイズ（前・後）：110/80-17M/C 57H・140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式（前・後）：シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格（税込）：52万7,040円／トリトンブルーメタリックNo.2は53万8,920円

2019年7～8月にカラー＆グラフィックの変更を遂げた新モデルが発売されます！最新モデルの情報はこの記事をご覧ください！
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