三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ首長国(Emirate of Sharjah)向けに、102万6300kWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所建設工事を受注したと発表した。
今回の受注は、シャルジャ首長国電力・水庁(SEWA:Sharjah Electricity & Water Authority)が臨海部のレイヤー(Layyah)で設備増設を計画するM701F形ガスタービン2基を中核とした天然ガス焚き火力発電所で、2021年半ばの完成・運転開始を予定している。シャルジャ向けで初めて日本のECAによる輸出信用を活用した案件となる。
ECA(Export Credit Agency)による輸出信用とは、公的な輸出信用機関(ECA)と民間金融機関が共同で手掛ける与信のことで、海外における社会資本整備などのプロジェクト案件に、ECAが保証して民間金融機関が融資を行なう。
この天然ガス焚きGTCC設備は、MHPSをリーダーにエジプトのエルスウェディ・エレクトリック(ELSEWEDY ELECTRIC S.A.E.)傘下のEPC(設計・調達・建設)事業会社とコンソーシアムを組んでEPCフルターンキー契約により受注したもので、MHPSはガスタービン2基、蒸気タービン1基および発電機3基、排熱回収ボイラー2缶など主要機器を供給、ELSEWEDY社がその他の機器調達ならびに現地建設工事を手掛ける。
M701F形ガスタービンは、世界中では累計で約200基の納入実績があり、高い評価を獲得している。
SEWAは現在、シャルジャ国内で総計約285万kWの天然ガス・油焚き火力発電所を運営しており、電力供給とともに、発電設備で製造した蒸気をもとに海水から水を作ってシャルジャ国内に供給。経済発展にともう電力逼迫を受けて、最新鋭の発電設備導入による出力増強・高効率化に乗り出している。今回のレイヤー発電所増設計画もこうした取り組みの一環で、MHPSは最新鋭F形ガスタービンの供給を通じて同国における電力の安定供給に貢献する。
MHPSは現在、中東市場向けで累計87基のガスタービン納入実績を有しており、うちUAE向けでは1998年、ドバイ首長国のアウィール(Al Aweer)発電所に6基を納入。今回の受注はそれに次ぐもので、累計実績は8基となる。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?