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業界ニュース 2019.3.2

交差点での右左折時トラブルなぜ減らない? 「あおりハンドル」や「ショートカット右折」が危険な理由

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■周囲に大迷惑な「あおりハンドル」とは

 交差点で、左折をする際に右側に膨らんで曲がる運転を見かけます。ハンドル操作を煽るようにすることから「あおりハンドル」とも呼ばれ、一時期問題となりました。

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 実際、後続車や周りの歩行者・自転車利用者からすると動きが予測できないため、事故の危険が高まる行為といえます。なぜ、左折時に右側へ膨らんでしまうのでしょうか。

 大きな理由としては、運転者の『内側のガードレールや縁石にぶつからないように』という心理が働くことで、自然と膨らんでしまうようです。

 クルマが曲がる際には、「内輪差」という現象が生じます。「内輪差」とは、右左折時の内側にある後輪が前輪よりもさらに内側にくることをいいます。

 そのため、左折をする場合では左側の前輪が無傷でも後輪はガードレールや縁石にぶつかる可能性があるのです。トラックなどの大型車では、「内輪差」が大きくなるために一旦右側に膨らんでから左折する方法が一般的となりますが、乗用車のようなサイズであれば、基本的に膨らむ必要はありません。

 しかし、街中では軽自動車やコンパクトカーといった割と小さなサイズのクルマでも「あおりハンドル」をして右左折するユーザーが居るのも事実です。

 なぜ、「あおりハンドルが後を絶えないか」について、都内の自動車教習所スタッフは次のように話します。

「一般道で、一度膨らんでから右左折をしているユーザーには、運転免許を取り立ての初心者やレンタカーなど普段慣れないクルマに乗っている層が多いように感じます。過去に教習所内のクランクやS字カーブで、縁石にぶつけた経験がある人の場合、免許取得後もそのトラウマが残って無意識に膨らんでしまうようです」

※ ※ ※

 右左折時に「あおりハンドル」をする理由をSNS上で見てみると、過去の経験や車幅感覚といったものが多いようですが、そのほかにも『トラック運転手という職業柄』、『歩行者や自転車が飛び出しても対応できるように』といった意見も。なかには、単純に『かっこいいから』と大きな勘違いしている人もいるようです。

■右折時のショートカットも危険な行為

 左折時は外側に膨らむと、後方からきたクルマやバイク、自転車が直進してくる可能性もあり、その結果として事故やトラブルの可能性が高まります。では、どのように曲がれば良いのでしょうか。

 第一に、早めの段階で減速をしてからウインカーを出します。その後、左側の死角を目視で確認し、自転車やバイクが通れない幅まで左に寄せます。

 クルマの個体差にもよりますが、ハンドルはクルマの前輪がコーナーの先端より前に出ている状態で切るとスムーズに曲がることができます。また、ハンドルを切る前には歩行者や自転車が飛び出して来る可能性もあるので、周辺に注意するのが重要です。

 また、右折時に交差点中央まで寄らずショートカットする行為も多いといいます。少しでも早く右折したいという心理から「ショートカット右折」という行為をするようですが、「あおりハンドル」と同様に危険です。

 正しい、右折方法としては、第一にウインカーを早めに出して、後方車に知らせることで追突の危険性を軽減できます。その後、センターラインや中央分離帯に寄せて、対向車や反対車線側の歩行者などの状況を確認しましょう。

 なお、2車線以上の広い道路では、クルマの陰からバイクが出てくる可能性も。右折時は、教習所で習ったように交差点中央などに寄って大回りしながら曲がるのが重要なポイントです。

 クルマは常に自分の存在を示しつつ、先の行動を早めに周知することで、さまざまな危険性を抑止できます。さらに、自分勝手な「だろう運転」や「かもしれない運転」というような思い込みを無くすことで、余裕のある安全な運転ができます。 【了】

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • shi*****|2019/03/02 12:19

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    >左折をする際に右側に膨らんで曲がる運転を見かけます。

    普通に『ヘタクソ認定』してあげる。
  • mam*****|2019/03/02 10:53

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    直進中、左折レーンの車が、急に右に寄ってくるからドキッとする。
    ぶつかったことは無いけど、本当にやめてほしい。
    大型車なら来るなって予測するけど、軽でも寄せてくることがある。
  • sar*****|2019/03/02 13:33

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    縁石やガードレールから距離をあければ乗り上げや接触のリスクは減るだろう、という意識が働いての行動だと思う。また左に寄せた場合よりも旋回半径が大きくなることで高い速度のまま左折する様子も散見される。(もしくは減速を最小限に留めたいという目的での大回りの可能性もある。)
    その時運転者は目前に迫る障害物への対応が最優し、居るか居ないか定かではない二輪車や歩行者への対応の優先度は低くなる。事実、左折大回りする前車の運転者をリアガラス越しに観察すると死角確認行動をしている様子は無い。
    その結果、優先度を下げた対象の存在が現実になると・・・グシャッ

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