■2018年最も売れた「ホンダ」
世界のクルマ市場には、ヨーロッパ(欧州)、アメリカ、中国という大きなマーケットが存在します。なかでも、アメリカ市場は昔から世界的な影響力を持つ場所です。そんなアメリカ市場において、2019年1月の乗用車販売台数が発表され、日本の自動車メーカー「ホンダ」が首位になりました。
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アメリカのビック3といわれる、GM・フォード・クライスラーやトヨタ、日産などを抑えての首位となった要因はどこにあるのでしょうか。
日米主要自動車メーカーに対する事前の市場予想よりも大幅な減少となった、2019年1月の実績。一方で、フォードやFCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)は、ピックアップトラックの需要により増加となっています。
そんななか、ホンダが首位となった要因に挙げているのが「シビック」。同車は、アメリカで3年連続ナンバー1の地位を維持し続けています。
また、シビックはミレニアル世代(1989年から1995年生まれ)、Z世代(1990年代半ばから2000年代前半生まれ)といった30歳までの若年層に好評です。
アメリカンホンダのHenio Arcangeli, Jr上級副社長は、次のように説明します。
「ホンダシビックとアコードは、初めてクルマを購入する層や若年層、そして増え続ける多様化するニーズを持つ層をホンダに引きつけるのに大きな役割を果たしています」
※ ※ ※
また、ホンダの乗用車販売台数は、「アコード(ハイブリッド)」、「インサイト(ハイブリッド)」、「クラリティPHEV」など電動モデルによって過去最高の売上高を記録しているといいます。
このように、ホンダのラインナップにはさまざまなモデルが存在することや購買力の高い若年層の心を捉えたことが、首位となった要因といえます。 【了】
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