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業界ニュース 2019.1.8

あなたの車はどのレベル? 安全装備が年々進化する新型車 いっぽうで複雑化する機能の違いとは

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■クルマの安全に関係する「サポカー」や「ASV」とは

 最近の新型車は、「サポカーS ワイド」や「ASV++」など安全性能基準の高さをアピールしています。しかし、実際に「サポカー」や「ASV」について正しく理解しているユーザーは多くありません。

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 いまでは、軽自動車やコンパクトカーなどの低価格車から高級車まで、多くの車種に自動ブレーキに代表される先進安全装備が設定可能。複雑化するクルマの安全面(サポカー/ASV)をおさらいするとともに、各メーカーで異なる先進安全装備について紹介します。

 まず、「サポカー」や「サポカーS」は、高齢運転者の交通事故防止対策の一環で、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置を搭載したクルマに「セーフティ・サポートカー(サポカー)」、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の愛称をつけ、官民連携で普及させる取り組みです。

「サポカー」は自動ブレーキを搭載した、すべての運転者に推奨されるクルマ。「サポカーS」は自動ブレーキに加えペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載した高齢運転者に推奨されるクルマです。「サポカーS」には自動ブレーキの機能に加えて、そのほかの安全装備に応じて3つに区分されています。

・サポカーS ワイド 自動ブレーキ(対歩行者)/ペダル踏み間違い時加速抑制装置/車線逸脱警報/先進ライト

・サポカーS ベーシック+ 自動ブレーキ(対車両)/ペダル踏み間違い時加速抑制装置

・サポカーS ベーシック 低速自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置

 このように、「サポカー」や「サポカーS」は自動ブレーキなどが装備されているクルマの証明となりますが、それぞれの安全装備性能による差について、細かな仕様は決められていません。「サポカーS ワイド」が必ず「サポカーS ベーシック+」よりも安全であるとは限らないのです。

 また、「ASV」とは、先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載したクルマの総称で、1991年から国土交通省が促進するプロジェクトとなり、ASVに関する技術の開発・実用化・普及促進に努めていています。

 国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は共同で「予防安全性能評価試験」を行ない、毎年、試験結果を発表。試験はいくつかの項目に分かれ、項目ごとに評価点を付与する制度です。

・被害軽減ブレーキ(前方自動車との衝突に対して)・被害軽減ブレーキ(前方歩行者との衝突に対して)・車線逸脱抑制装置(平成29年度から)・後方視界情報(1~2歳児を想定した対象物を車両後方に置いて評価)

 これらの試験を行ない、2017年度では総合評価79点満点で、12点を超えると「ASV+」と評価され、46点を超えると「ASV++」となります。

■複雑化する国産メーカーの先進安全装備名称

 最近の自動車メーカーは、各社独自の先進安全装備を採用しています。しかし、同等の安全技術でもメーカー毎や車種毎、販売時期により異なり年々複雑化しています。

 2018年12月現在、国内主要各社の先進安全装備の特徴は以下のようになっています。 ●トヨタ「Toyota Safty Sense(トヨタ セーフティセンス)」

「トヨタ セーフティセンス C」はレーダーと単眼カメラの組み合わせで、プリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、先行車発進告知機能が装備。上位版である「トヨタセーフティセンス P」ではレーダーがミリ波レーダーに変更されているので、トヨタセーフティセンス Cでは認識できなかった歩行者も感知できます。

 また、2018年の新型車から搭載された「トヨタ セーフティセンス」は、性能が向上した新型単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせで歩行者検知感度が上がったことにより、夜間の歩行者や自転車の感知と車線維持支援ができるようになっています。

●日産「NISSAN INTELLIGENT MOBILITY(ニッサン インテリジェント モビリティー)」

「ニッサン インテリジェント モビリティー」は、プロパイロット(高速道路 同一車線自動運転)、プロパイロット パーキング(駐車完了アシスト)、踏み間違い衝突防止アシストなどの機能開発に対する取り組みの総称です。

 マルチセンシングカメラで、自車前方の車線を検出して車線からの相対位置を計算し、車線逸脱を防止する機能や、先行車を検知している場合には、ドライバーが設定した車速(約30km/hから100km/h)を上限として停止から約100km/hの範囲で先行車との車間を保つよう追従走行する機能などがあります。

●ホンダ「Honda SENSING(ホンダ センシング)」

「ホンダ センシング」は、レーダーと単眼カメラの組み合わせで、衝突を予測してブレーキをかけたり、先行車との車間を維持して走行するなどの機能を搭載した安全運転支援システムの名称です。

 機能としては、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール/先行車と車間距離を維持しながら追従走行)、LKAS(車線維持支援システム)、CMBS(衝突軽減ブレーキ)などで構成されています。

●マツダ「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」

「アイ・アクティブセンス」は、カメラとミリ波レーダー、超音波センサーの組み合わせで、衝突被害軽減ブレーキ、アドバンストSCBS(スマート・シティ・ブレーキ・サポート/夜間歩行者検知機能付)、MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール/先行車追従車速走行)、AT誤発進抑制制御、BSM(ブラインド・スポット・モニタリング/車線変更時に斜め後方に存在する車両を検知などを備えています。

●スバル「アイサイト」

「アイサイト」は、ステレオカメラ単体で区画線と先行車の両方を認識して、車間距離設定も可能な全車速追従機能付きクルーズコントロールや、自動ブレーキなどの制御を実現している運転支援システムです。

 最新の「アイサイト・ツーリングアシスト」では、アクティブレーンキープ機能、車線逸脱抑制機能など、停止から約120km/hの幅広い車速域でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動アシストします。

 先行車発進お知らせ、アダプティブドライビングビーム(ハイビームアシスト)、AT誤発進抑制制御なども含まれている、2008年から続いている「先進安全装備の老舗」的なシステムです。

●三菱「e-Assist(イーアシスト)」

「イーアシスト」は、レーザーレーダーとカメラ、電波式レーダーを使い、前方車両や歩行者を検知して、FCM(Forward Collision Mitigation system・衝突被害軽減ブレーキシステム)、ACC(Adaptive Cruise Control system・レーダークルーズコントロールシステム/先行車の加速・減速・停止に自動追従)などの機能があります。

※ ※ ※

 メーカー毎に名称・装備・機能が異なります。大きな違いとしては、対象物の認知方式がカメラ(単眼/ステレオ)・レーダー(レーザー/電波式)で、自動追従やブレーキアシスト、バックカメラといった装備はほとんどのメーカーで採用されています。

 実際に先進安全装備の違いで、クルマを選ぶ人は少数派ですが、自分自身のクルマの安全装備については覚えておく方がよいでしょう。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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