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業界ニュース 2018.12.4

サイドブレーキは引く派? 踏む派? 電動化も進むなか残るレバータイプの存在意義とは

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■サイドブレーキにはさまざまな要素や思惑が存在

 クルマの業界では、日々技術革新が進んでいます。それはクルマを運転するユーザーの操作にも影響を及ぼし、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)の「レバーを引く」という行為もスイッチひとつで簡単にできる時代です。

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 しかし、新たに発売される新型車にも「サイドレバー式」のタイプも存在します。「ボタン式」であれば力加減関係なく、非力な人でも操作できますが、「サイドレバー式」は引き具合によってクルマのブレーキ加減が変わるため、単純に引くだけでは確実なロックはできません。

 サイドブレーキを強く引けば、解除ボタンもレバーも固くロックされ、それを下げるのにもまた力が必要です。引く加減を“引きしろ”と呼び、レバーを戻した状態(解除)からカチカチ音1回を“1ノッチ”と数えます。

 引きしろの具体的な目安は、クルマの取扱説明書に記載され、規定ノッチ数まで引き上げた状態がベストだといいます。また、車種ごとに引きしろやノッチ数は異なるほか、新車時と使用歴の長さによっても変化するので、実際にサイドブレーキを引く際は、引く感覚が重要です。

 また、一時期普及の兆しを見せた「フットレバー式」でも、「サイドレバー式」と同様に「踏みしろ(引きしろ)」が設定されています。

 手で引く力より、足で踏み込む力の方が体格差にあまり影響なく操作することができるのがメリットとなり、床まで踏み込むと固さを感じ、そのカチカチという感覚が“ノッチ”です。

 クルマを駐車する際に使用する「サイドレバー/フットブレーキ」は、使い続けることによってブレーキを掛けているワイヤーが伸び、“ブレーキの効きが悪い”という状態になります。

 サイド(フット)ブレーキの構造やメリット・デメリットについて、中古車販売店の整備士は、「サイドブレーキやフットブレーキの構造は、レバーやペダル操作によってワイヤーを引っ張り、基本は後方のタイヤにブレーキをかける仕組みです。そのワイヤーが伸びたりすると、ブレーキの効きが悪くなるのです。

 以前は、運転席のサイドにあるレバーを引いていたので『サイドブレーキやサイドレバー』と呼んでいましたが、近年では電動化が進み本来のパーキングブレーキという呼称にユーザー側の認識も変わり始めています。

 また、一見ラクにパーキングブレーキ操作を行える電動スイッチは、メリットしかないように思えますが、デメリットととして電気がないと動かず、バッテリー上がりや浸水などのトラブル時には正しく動作しないことも考えられます」と話します。

※ ※ ※

 メリットもデメリットもある「サイドブレーキ」、一部の車種では、グレード装備の違いとして、上位グレード(電動スイッチ)、下位グレード(サイドレバー)というモデルも存在。

 さまざまな要素や思惑が反映される「パーキングブレーキ」は、「Pレンジ」や「ドアを開ける」などの際に自動でブレーキが作動するなど次なるステップへと変化し、将来的にはユーザー側の呼称も変わっていくのかもしれません。 【了】

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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