■クルマに常備している「発炎筒」には有効期限がある
クルマの助手席足元あたりに備え付けられている発炎筒は、教習所でどんな時に使うかを習った以降、実際に使ったことがないという方がほとんどなのではないでしょうか。
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発炎筒は、自動車の構造・装置について定められた技術基準『道路運送車両の保安基準』で、「非常時に他の車に適切な警告を送るための用具」として定められています。
オートバイや大型特殊自動車など備えなくてもよい車種もありますが、私達が普段運転する乗用車の場合は非常信号用具を備えなければならないとしており、共通して灯光の色、明るさ、備付け場所等が決められています。
事故や故障で路肩などにクルマを停めなければならない場合、ほかのクルマに危険を知らせて二次被害を防がなければなりません。その時に三角表示板を使ったり、とくに夜間では発炎筒が有効です。
これまで触る機会がなく意識していない人もいるかと思いますが、発炎筒には有効期限が大きく記載され、使わなくても劣化していくものです。有効期限は製造から4年となっていますので、新車時に装備されたものでも2回目の車検の前に必ず交換になります。
車検などの際に試用期間の基準を満たさない状態なら交換が必要で、中古車販売店に聞くと「販売時に交換する場合が多い」と言います。
発炎筒は自分で交換できますから、カー用品店はもちろん、オンラインショップなどで購入してホルダーに装着するだけで完了です。自動車装備用として売られているものでは、太さが大と小がありますが、中身の性能は同じなので、自分のクルマのホルダーに合ったものを選べばよいでしょう。
■簡単に使える電池式の「LEDタイプ」も登場
非常信号用具として使われる発炎筒は、煙と鮮やかな炎で、後続車に向け、危険や障害があることを知らせるものです。使い方はフタをとったらマッチを点ける要領でこすって点火します。一回使ってしまうと再使用はできません。
いざという時のために試しに使ってみようと思っても、炎や煙が出ると聞くと躊躇してしまいそうですが、最近では炎を発生させない電池で点灯する「LEDタイプ」の非常信号灯も登場しています。
前出の中古車販売店は、「LEDタイプは発炎筒と同サイズで、取り扱いも簡単です。主に“非常信号灯”という商品名で販売されています。車検対応品があるので、最近では発炎筒を交換するかわりにLEDタイプへ積極的に交換している店もあるようです。発炎筒に比べ光量は弱いかもしれませんが、炎が出るからと怖がって使うことをためらう人もいますから、気軽に使えるLEDタイプのメリットは多いです」と言います。
オンラインショップで探したところ、国土交通省認定品・車検対応の「非常信号灯」と書かれたいくつか商品を見つけました。
価格は発炎筒よりは高いですが、1000円から2000円前後と手ごろで、繰り返し使えるので経済的です。すでに発炎筒を装備している人も、予備として買っておくのも良いかもしれません。
ただし、LEDタイプの非常信号灯は発炎筒と違い有効期限がありませんが、いざという時に使えないということがないよう電池が切れていないか、時々チェックしたほうがいいでしょう。
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