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業界ニュース 2018.8.23

街中に3色の光を放つ「UFO」出現! 激レア信号機が設置された理由とは

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■SNSで話題になった「UFO」信号機とは

 先日、ツイッター上で“UFOみたいな信号機が存在する”と話題になりました。普段見かける信号機とは大きく違い、外側に車両用信号、内側に歩行者用信号が備わる珍しいタイプです。

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 初めて「UFO型信号機」を見る人には、少々戸惑いを隠せません。また、形も一種類だけではないようです。実際にどのような場所に「UFO型信号機」は設置されるのでしょうか。

 この「UFO型信号機」の正式名称は、『懸垂型信号機(けんすいがたしんごうき)』。国内の主な設置場所としては、宮城県(仙台市)、愛知県(名古屋市中区)、広島県(広島市)、大阪府(大阪市)、宮崎県などに設置されているそうです。

 従来の信号機とは違う変わった形の『懸垂型信号機』ですが、設置された理由や機能の違いなどを製造元のひとつである日本信号株式会社 スマートロード営業部にお話を伺いました。

――懸垂型信号機の設置理由や背景を教えてください。

 一般的な信号機の設置は、4隅に信号柱を設置して、灯器を設置します。ただし、都市部の細街路などにおいては、柱を立てるスペースがないことが多く(交差点が狭い)、柱一本で灯器を設置することが背景にあります。

 普段良く見かけるタイプには、『一灯点滅信号機』といった、赤、黄の交互点滅の灯器の設置が多く、各方向に3色灯器を設置することは非常にまれと思います。各方向の3色灯器を設置するには、一定程度の交通量が見込まれる必要があります。話題の『懸垂型信号機』は狭小地であり、やむなく設置したと思われます。

――現在、設置されている場所を教えてください。

 話題となっている『懸垂型信号機』は、愛知や宮城などにあるようですが、当社としては完全には把握しておりません。UFO型といわれている信号機とは異なりますが、交差点の中央に灯器を集約した交差点は、他の県(高知)にもあるようです。

■信号機能は同じでも初見では戸惑うかも

 設置理由や背景には、地域毎による道路事情や交通事情があるようです。では、通常の信号機とは機能面での違いなどはあるのでしょうか。

――従来の信号機との違いを教えてください。

 通常の交差点は、運転手の走る方向に対して停止線の奥側に正灯器(信号機)を設置することが一般的です。懸垂型灯器では、どの方向からも正灯器が視認できるような設置にするため、交差点の中央付近に正灯器がくるような設計になっていることが多いです。信号の制御は、通常の信号と変わりませんので、単純にドライバーからの視認位置が異なるだけだと思います。

 また、歩行者用信号機も、通常は横断歩道に対して横断方向に設置していますので、『懸垂型信号機』は歩行者視点でも大きく変わるのが特徴です。

※ ※ ※

 地域の交通量や環境によって、信号機もご当地色があります。本来、信号機は交通の流れを円滑にするために設置されていますが、『懸垂型信号機』のように一部地域でしか見られないタイプのものは、初めて見ると困惑するかも知れませんが、機能面は何も変わりません。

 思わず写真を撮りたくなってしまうかもしれませんが、交通の妨げにならないよう気をつけましょう。

※一部内容を修正しました(8月22日15時15分)

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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