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業界ニュース 2018.8.22

「駐車が苦手」はアプリで解消できる!? 初心者が苦手な駐車を克服する方法とは

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■運転初心者が苦手な「駐車」を克服するアプリ

 運転免許をとったけれど運転の機会が少なく、特に『街の駐車場が怖い』という人は多いのではないでしょうか。教習所で駐車の方法を習いましたが、実際に運転を始めてみると、主に試験を通過するための技術であったことに気づき、実際の運転には応用が効きにくいのも事実です。

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 教習所の教えかたは試験に出る『縦列駐車』や『方向転換』が中心です。ところが実際の駐車場はさまざまタイプがあります。

 例えば、いちばん奥に停める場合は、前から入るのか、バックで入るのかは習いません。しかも、教習車に限定した「コツ」を教わるため、教習車と違うクルマに乗れば、クルマの感覚がわからないということになりかねません。

 それを克服するには練習ということになりますが、公共の場所である駐車場で何度も練習するわけにはいきません。練習の機会は非常に少なくなります。

 そこで、活用したいのが運転シミュレータです。といっても大掛かりなものではなく、パソコン用からスマートフォンのゲーム的なものまでたくさんあります。

 運転シミュレータによって運転席からの目線ではなく、“俯瞰(ふかん)”つまり上からクルマを見た状態の動きが確認でき、どうハンドルを回せばクルマが向きを変えるか、そして実際にぶつけてしまう原因となる内輪差の影響も、上から見ればしっかり把握しながら練習できます。

■まわりの状況を冷静に見ることが大事

 このような運転シミュレータアプリは、駐車テクニックに特化したものが多く、“アプリで練習するの?”と最初は驚くものの、実践的なテクニックを何度も安全に練習でき、駐車が得意になった人もいるといいます。

 実際に駐車するとき、最初に悩むのが「この場所に停められるかどうか」の判断でしょう。スーパーマーケットやショッピングモールなど、後ろに別のクルマが並んでしまった場合は、速やかに判断を下さなければなりません。

 そのためには、自分がいまどこにいて、どう移動しようとしているのかを把握する『空間認識』が必要です。自分の目を俯瞰の位置に持ってきて、頭の中でシミュレーション出来るかどうかがポイントになるのです。

 これには、絶対的な経験値が必要です。経験値がない段階では、なかなか判断することができず、後ろのクルマを待たせてしまうこともあります。そういう状況だと慌ててしまい、最悪は事故を起こすことになりかねません。そこで、アプリで練習です。

 スマートフォンの画面なので、実際にハンドルを回したり、ペダルを踏んだりという体感度は違いますが、ハンドルをどう回すとどう動くかということは客観視することが十分可能です。

■アプリなら思う存分練習できる

 アプリを操作して一番実感するのが、何度間違えても現実の事故は起こらず、思う存分失敗できることです。

 クルマの運転をし始めたとき、よく混乱したのがハンドルを回す方向。教習所では“2回ぐらい回す”と回数で教えられたりしますが、回しているうちに、右に切ったか左に切ったかわからなくなってしまうことがあります。

 タイヤが、自分で思っていた方向と違う方向を向いていたときに、クルマを動かすと慌ててしまいますが、アプリ内であれば安心です。何度間違えてもいいので、安全に思う存分練習できます。

■上空からクルマの動きを把握する

 運転シミュレータで練習するメリットは、先に言ったようにクルマと周囲を見下ろしながら操作できる点。そうして“俯瞰で位置を見る”空間認識の経験値をあげられるのです。

 実際に運転した場合、操作している手元と窓からの視界しか確認できません。そのため、初心者は“クルマが描く軌跡”、つまりハンドル操作と向かう方向が一致せず混乱してしまいます。特にバックでは顕著です。

 運転シミュレータを使えば、どこを通って枠内に入っていくのか、その時のハンドル操作がどうなっているのか、車体の向きと、すべて確認しながら進めることができます。

 繰り返しやってみることで、クルマと周辺を見下ろしながら操作することに慣れ、頭の中で俯瞰から位置を確認している自分がいて、実際の運転のときにも役立つということです。

 実際に筆者(弓月ひろみ)も、“これはちょっと無理かな…?”と思っていた場所でも、積極的に停められるほど駐車が得意になりました。

 駐車が苦手な人は、“俯瞰”をイメージしながら、運転シミュレータアプリを使って練習すると徐々に上達していくはずです。

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(くるまのニュース くるまのニュースライター 弓月ひろみ)

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