動作が渋くなっても潤滑油の注入は厳禁
今ではスマートキーが主流になり、ドアのロック&アンロックはもちろんのこと、エンジン始動もキーを差し込んで行わないことが多い。とはいえ、商用車などにはまだ残っているし、バイクもキーが主流。さらに家庭でもキーは使われていて、一般的にはまだアナログキーは健在だ。
キーというのはじつは消耗品というのをご存じだろうか。もちろんすぐにダメになるというわけではなく、長い目で見てだが、金属同士が擦れる構造になっているので、何度も抜き差ししていると減ってきてしまう。そうなると、最終的には作動しなくなるので、メンテナンスが必要だったりする。ちなみにキー本体はもちろんのこと、受け手となるシリンダー側も減ってしまう。
そこでメンテなのだが、潤滑剤をスプレーしておけばいいだろうと思うかもしれない。実際に錆び付いてしまったような場合は潤滑剤をスプレーして固着をとくのだが、一般的にはこれはご法度。
最初は滑りがよくなるものの、ホコリが付着するし、内部の金属粉が動いて一箇所に溜まって不具合の原因になるなど、逆効果になることもある。
では、どうやるのが正しいのかというと、カーボンを塗るのが一番いい。カーボンというとなにやら入手が面倒な感じだが、鉛筆の芯を削って粉にしたものでかまわないので、誰でも手に入るだろう。これをキーにまんべんなく付けて、何度か抜き差しを繰り返すだけ。ちなみに器用な人であれば削らずに、鉛筆の芯そのものをゆっくりと出し入れするのでもかまわない。
いずれにしても、これも立派な固体潤滑のひとつということで、ぜひお試しあれ。作業してすぐに軽くなるので効果を実感しやすく、渋さが戻ってきたらまたやればいい。
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