現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > プロに頼んでもクルマの修理部分が従来のボディの色と違って見える理由とは

ここから本文です
業界ニュース 2018.6.26

プロに頼んでもクルマの修理部分が従来のボディの色と違って見える理由とは

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 そもそも同じボディカラーのクルマでも生産時から微妙に異なる

 事故や凹み、キズ修理の仕上がりで、多いトラブルが色が合っていないというもの。街中を走っているクルマのサイドを見ると、ドアやフェンダーだけ色が違うことがあったりする。最近は塗装業界も人手不足で、熟練職人が減っていたり、純正ボディカラーの色味がとても複雑になっている。さらに塗装自体の層も増える傾向にあって、レクサスでは7層コートを採用していたりする。つまりとても直しにくいのだ。

    999台限定、アウディR8の2WDモデル「RWS」はクワトロと別モノ

 ただ、そもそもなぜ合わないのか? まず簡単に言ってしまうと、色あせしているから。最近の塗料は性能がよくなって耐候性なども上がっているが、それでも紫外線などの影響で色は次第に褪せてくる。さらに、意外かもしれないが、新車は自動車メーカーが塗るからといって、すべての色が同じというわけではないのだ。実際は工場によっても違うし、時期などでも異なる。

 それに対して、修理時はどうやって色を塗るのか? クルマに詳しい方なら、カラーはメーカー指定になっているというのはご存じだろう。ただ、それはそのまま塗料が製品として販売されているわけではなくて、実際の現場ではカラーコードに合わせた色の調合比率というのがあって、それを見て色を作る。たとえばすごく簡単に言ってしまうと、赤40パーセント/黒20パーセント/黄25パーセント/緑15パーセントというように指示に合わせて混ぜるといった感じだ。

 ただし、これでできるのは塗料メーカーが考えた公式なもの。実際のボディは説明したように、色が変わっていたりするので、最終的には現物合わせで修正していく。試し吹きをして合わせるのだが、蛍光灯と自然光ではまったく違ったりして、まずここでうまい下手が出る。仕上がりの色が違うというのは、この調色の失敗が一番の理由だ。

 さらに塗装が下手というのもある。ソリッドはそれほど難しくないが、メタリックなどの混ぜ物がしてあるものはスプレーガンの向きや吐出量によって、輝き具合が異なってきてしまう。たとえば、色が合っていない、シルバーメタリックのボディをよく見てみるとわかるのだが、補修したほうが黒っぽくなっていることが多い。これはメタリックの粒が光りを反射する向きに並んでいないからだ。

 理由はどうであれ、ユーザーとしては色が合っていないのは避けたいが、実際のところ、対処法はなし。プロに頼んだ場合は、納車時に角度を変えたりしてよくチェックして、違っていたらやり直してもらうしかない。また自分でタッチペンや缶スプレーで補修する場合は、合わないこと前提で、目立たなくなればいいやぐらいでやるしかない。とくにタッチペンではメタリックが均等に付くわけでもないからなおさらだ。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(WEB CARTOP 近藤暁史)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • dry*****|2018/06/26 07:37

    違反報告

    本来全く同じ色を調合する事は不可能、当然腕だが・いかに近く塗れるか。バンパーとボディじゃ素材が違うから同じ色塗っても違う仕上がり、環境・手入れで変色度合も有る、新車でも出荷日が違えば厳密には微妙に違う、その辺を理解してないユーザーは多い。
  • saw*****|2018/06/26 06:55

    違反報告

    限定色とかオプション色選ぶと先ず合いません 光の加減で色が変わるから。
  • sa2*****|2018/06/26 07:23

    違反報告

    塗装技術の低い工場のほうが、高い料金の請求をしてくる、そんな現実も多く見られるようになってしまってます。

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します