通常のゴム製エアバルブの真鍮とアルミが電蝕を起こす
BBSやレイズの高性能ホイールを見ると、アルミなど金属製のカッコいいロゴ入りのエアバルブキャップが付いている。それに比べ、純正ホイールのエアバルブキャップは、色気のない黒い樹脂製……。でも、アルミのエアバルブキャップだけなら数百円単位で売っているし、カラフルなアルマイトで色も選べるし、お手軽な足元のドレスアップに最適、と考えている人はちょっと待ってほしい。
【今さら聞けない】タイヤのエアバルブのゴムキャップの役割とは?
純正ホイールを含め世の中の大半のホイールのエアバルブは、ゴム製だ。あのゴム製のバルブの中には、真鍮製のバルブステムが入っている。この真鍮製のバルブステムにアルミのキャップを使うと「異種金属接触腐食」、いわゆる電蝕という現象が起きて、キャップとバルブステムが腐食し 最悪、固着してキャップが取れなくなることがあるからだ。
キャップが取れなくなると空気圧の調整ができなくなるだけでなく、ダメになったエアバルブを交換するためにタイヤをホイールから外そうとしても、空気を抜けないのでビードが落とせなくなり、けっこうな大事に……。
メーカー出荷時の状態でバルブステムもアルミ製、エアバルブキャップもアルミ製という組み合わせなら問題ないが、ゴムバルブ+アフターのアルミエアバルブキャップというのは、かなりリスキー。真鍮(黄銅=銅と亜鉛の合金)とアルミは電蝕しやすいペアなので、安易にアルミ製キャップを購入し、ドレスアップに走るとひどい目を見ることになる可能性が大だということを覚えておこう。実際にゴムバルブ+アルミエアバルブキャップで、固着した例は少なくない。
というわけで、ゴムバルブには電蝕の心配のない、樹脂製のエアバルブキャップを使用するのがベスト。どうしてもメタルのキャップにしたい人は、真鍮製(メッキ)のものをチョイスするようにしよう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?