双方向通信によりリアルタイムで正しい金額を通知している
今や多くのドライバーが有料道路の料金を、ETCシステムを利用して支払っているだろう。料金所を通ったときや路線が変わったときなどに、ETCユニットなどが支払額をアナウンスしてくれる。しかし、ちょっと古いカーナビゲーションシステムを使っていると、ETCシステムの表示する金額とナビの示す金額が異なることがある。
この場合、もちろんETCシステムがアナウンスする金額が正しい。なぜなら、ナビなどの示す金額は古いデータを使っていることもあるが、ETCは常に料金所のシステムとリアルタイムに双方向通信をしているからだ。つまり、ETCシステムが音声などで案内する支払額は、料金所のシステムから送られてきた数字をそのまま示した、正確な金額なのである。
そのETCが双方向通信に使っているのが、5.8GHz帯の狭域通信だ。アルファベットで示すとDSRC(Dedicated Short Range Communications)という。この通信方式は、ETCの進化形である「ETC2.0」でも使われている。ETC2.0とは、道路沿いやパーキングエリアなどに設置されたITSスポット(通信アンテナ)と対応車載器の間を高速・大容量通信で情報を伝えることで、渋滞回避や安全運転などを支援しようというもの。
その意味ではカーナビの普及と同時に拡大してきたVICSと似ているが、2022年には2.4GHz帯の電波ビー コンVICSがサービス終了となり、ETC2.0に統合されることになっている。徐々に端末が手頃になっているETC2.0だが、料金支払のためだけでなく情報収集の手段としても、次の一手として無視できない存在となっている。
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