スバルは、スポーツセダンのコンセプトカー「VIZIV パフォーマンスコンセプト」を世界初公開した。このコンセプトカーは次期型WRXと想定されている。
スバルのコンセプトカーには、これまでも「VIZIV(ヴィジヴ)」という名称が付けられ、クロスオーバーなど、さまざまなコンセプトカーが出展されてきたが、今回は「パフォーマンス・コンセプト」と称され、高性能なスポーツセダンとしている。
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そのため、ハイブリッドや電気駆動ではなく、水平対向4気筒エンジン、シンメトリカルAWDなど、従来からのアーキテクチャーを踏襲した4ドア・スポーツセダンで、当然ながらスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)を採用した次期型WRXと考えるのが自然だ。
VIZIV パフォーマンスコンセプトは、水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDをイメージソースとし、将来に渡って引き続きスバルが追求する「走る愉しさ」をスポーツセダンとして表現したという現実的なコンセプトだ。
公表されている主要諸元は、4ドア・ボディで全長4630mm 、全幅1950mm 、全高1430mm、ホイールベース2730mmと、全幅を除いてはリアルな諸元になっている。タイヤサイズは245/40R20。
デザインは、現在のスバルのデザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」を採用し、クーペ風のルーフ処理によりスポーティ&ダイナミックなフォルムとなっている。
パッケージングはキャビンフォワードで、コンセプトモデルのため前後のフェンダー形状はよりワイドに強調されている。
フロントマスクは、一体感のある立体的な造形で、ホークアイ・ヘッドランプにより水平対向エンジンを表現しており、これも量産モデルに近い処理となっている。リヤでは4本出しマフラーとするなど、走りのイメージを強調。
2020年頃に実現を想定している高度運転支援技術は、次世代アイサイト、レーダー、高精度GPSと3次元マップを採用し、究極の安全、自動車事故ゼロの実現を追求する。
このVIZIV パフォーマンスコンセプトを量産化した次期型WRXの登場は2018年後半と予測される。
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