自動車販売台数世界トップのポジションを長らく維持していたアメリカのゼネラルモーターズ(GM)は、テクノロジー面でも世界トップレベルと知られています。1990年代に「EV1」という量産電気自動車のリース販売を行ない、また燃料電池車でもホンダと共同プロジェクトを進めているなど業界をリードする存在。
ディーゼルクライシスの流れから電動化をアピールしている欧州メーカーよりも、ずっとゼロ・エミッション・ビークルの経験豊富なメーカーといえます。すでに電気自動車「BOLT」をリリースしているなど、実績も十分にあるのです。
そのGMが、あらためて自動車が電動化に進むことを宣言。そのリリースには次のような一文が掲げられました。
『General Motors believes in an all-electric future,(ゼネラルモーターズは、あらゆるものが電化される未来を信じています)』
欧州メーカーが、部分的な電動化(つまりハイブリッドカー)を含めているのに対して、電動車両でリードしているGMは、ゼロ・エミッションの100%電動車両を普及させることを宣言したとも言えます。もっとも、すべての車両が電気自動車に置き換わるという話ではありません。
まずは、3年以内に「BOLT」のノウハウを活かした電気自動車2モデルをローンチ、そして2023年までには20車種の電気自動車(オール・エレクトリック・ビークル)を登場させることで、着実にゼロ・エミッション・ビークルを増やしていこうという現実的なプランを掲げている。
さらに水素により発電するゼロ・エミッション・ビークル、燃料電池車の未来についてもGMは信じています。新たに導入したSURUS(サイレント・ユーティリティー・ローバー・ユニバーサル・サブストラクチャー)は、燃料電池を動力源とした4輪ステアリングのコンセプトモデル。大型トラックのフレームに駆動用モーターを2つ搭載したもので、様々な用途に柔軟に対応できる構造となっているのが特徴。乗用車以外のトラックや救急車などでもゼロ・エミッションを実現することを目指しているのです。
(文:山本晋也)
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