加害者は正直に届け出ることはもちろん目撃者も警察へ報告を!
駐車していたクルマに戻ってきたら、愛車にぶつけられた(擦られた)跡が……。いわゆる「当て逃げ」の被害者になると、本当にショック。当て逃げの検挙率は公表されていないようだが、泣き寝入りしているケースが多いのが現状。
しかし、当て逃げは立派な犯罪であり、犯人が特定されれば、少なからぬペナルティがある。まず、違反点数でいえば、通常の物損事故なら違反点数はゼロ。しかし、警察に届けず逃げてしまった場合は、物損事故でも、「安全運転義務違反 2点」+「危険防止措置義務違反(当て逃げによる付加点数として)5点」の合計7点の違反点数となり、一発免停コースとなる!
しかも、当て逃げは物損事故について警察への報告義務を怠ったことになるので、「1年以下の懲役又は10万円以下の罰金」の罰則が適用される。今日では、街のいたるところに監視・防犯カメラがあるので、被害者が警察に訴えれば、加害者が特定される可能性も以前より高くなっているに違いない。
しかし、もっと確実なのは目撃者の情報。もし、当て逃げの瞬間を目撃したら、スマホか携帯電話のカメラなどで、加害車の写真を撮って警察に通報しよう。できれば、加害車のナンバーが写っていればベスト!
写真を撮る余裕がなかったとしても、車種やボディカラー、できればナンバーなどの情報をメモしておいて警察に伝えてほしい。法律的には、当て逃げの目撃者が警察に届け出る義務はないのだが、自分が被害者になったとしたらと考えて、ぜひとも状況提供してもらいたいものだ。
ちなみに当て逃げの時効は、3年間(民法724条:短期時効)。ただし、事故から3年ではなく、加害者が特定され、その加害者の存在を被害者が知ってから3年なので、加害者が誰だかわからないうちは、時効にはならない。また、損害賠償の請求権は、事故から20年となっている。
というわけで、「当て逃げは検挙率が低いから、逃げた方が得」などと考えずに、軽く擦っただけでも、正直に警察に届け出ること。そして、当て逃げを目撃したら、できるだけ加害者の特定につながる情報を、警察に伝えるようにしよう。
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