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カー用品 2019.10.31

今さら聞けない!雪道も走れるオールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの違い

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定義が曖昧なウインタータイヤの分類

 雪が本格的に降り出す季節まで時間はありますが、スタッドレスタイヤ商戦はすでに始まっています。主要サイズの場合、12月に入る頃には品切れなんてこともありますので、クルマの冬支度は早めにしたほうがいいでしょう。しかし、近年はオールシーズンタイヤの登場で、スタッドレスタイヤとどちらを選んだら良いのか悩んでいる人も多いと思います。そこで、この2タイプのタイヤの違いについて紹介しましょう。

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 スタッドレスタイヤというのが冬用タイヤなのは知っていますが、一方は”オールシーズン”というくらいだから、夏も冬も走れるタイヤに違いない。そういえば、ウインタータイヤなんてのもあるけど、あれはいったいどんなタイヤなのだろう。

 スタッドレスタイヤとどう違うのか。このようにタイヤのカテゴリー分けの言葉は、案外ややこしいものです。その理由は、慣例的に使われていて、厳密に定義されていないからです。そこで、タイヤの分類をもう一度まとめてみましょう。

 まずタイヤは、サマータイヤ(夏用タイヤ)とウインタータイヤ(冬用タイヤ)に分類することが可能。一般的にセダンやコンパクトカーなどの普段車に標準装着されているのがサマータイヤのこと。雪が降らなければサマータイヤで走れてしまうので、とくに非降雪地域のユーザーは冬用タイヤとの違いをイメージしにくいかもしれません。しかし、サマータイヤのゴムは気温が7度以下くらいになると、ゴムが(冷えて)柔軟性が失われていきます。

 普段はあまり感じにくいかもしれませんが、冬の冷たい雨が降ったりすると、ツツーッと唐突に滑り出すことがあります。あれはゴムが柔軟性を失いつつあって、路面をグリップしきれなくなっている状態。じつは、タイヤに使われているゴムは、性能を引き出しやすい適切な温度域があり、一般的なサマータイヤは気温7度が、本来の性能を出せる温度のほぼ下限といえるでしょう。

 ウインタータイヤは、そんなサマータイヤの気温守備範囲を補うために作られたタイヤで、気温7度以下の寒い気温になっても硬くなりにくいゴムが使われています。むしろ0度前後でグリップ性能を発揮してくれるようなゴムが使われているわけです。

スタッドレスタイヤとは本来ピン無しタイヤ

 スタッドレスタイヤは、冬用タイヤの一つのカテゴリーです。以前のピン付きスパイクタイヤ(=スタッドタイヤ)に対して、ピン(スタッド)が無いタイヤということでスタッドレスタイヤと呼ばれるようになりました。

 日本では粉塵問題でスパイクタイヤの販売が中止され、スタッドレスタイヤが登場。飛躍的な性能の進化を遂げたために特殊なタイヤというイメージがあるかもしれませんが、本来は「スタッド」と「スタッドレス」の分類のために使い分けられていた名称です。

 つまり分類とすれば、スタッドレスタイヤもウインタータイヤのひとつの種類というわけこと。ただ、国産スタッドレスタイヤは、氷盤路でのグリップ力が高くするため、使用しているゴムは柔らかめ。それゆえ路面温度が高くなる夏に使用すると、摩耗はものすごく早くなります。

チェーン規制道路を走れるオールシーズンタイヤ

 そしてオールシーズンタイヤは、サマータイヤとウインタータイヤの中間くらいに位置するタイヤ。気温守備範囲も7度~0度くらいをもっとも得意としています。野球で例えると、例えばレフトがサマータイヤだとすると、ウインタータイヤはライト。オールシーズンタイヤはセンターというわけです。もちろんレフト(サマータイヤ)寄りに守るタイヤもあれば、ライト(ウインタータイヤ)寄りに守備をするタイヤもあるわけです。これはタイヤメーカーの狙った性能、夏寄りか冬寄りかによって変わってきます。

 最近のオールシーズンタイヤは、高速道路のチェーン規制でもスタッドレスタイヤと同様の扱いで走れるというのがウリにしています。タイヤメーカーではそれを狙ってタイヤを作っていて、冬用タイヤとしての性能を備えている証としてスノーフレークマーク(山と雪の結晶を図案化したマーク)やM+S(マッド&スノー)、STUDLESSという刻印がタイヤの側面に付けられています。

 言い方を変えると、これらの印がついたタイヤは(性能の良し悪しは別にして)雪道でも走れるということを示しています。ただし、M+Sのみだと自治体によってはチェーン規制の高速道路を走らせてもらえないことがありますが、これは規制の判断が自治体に委ねられているからです。

 もちろんスタッドレスタイヤに比べ雪道での性能は劣ります。しかし、雪のない高速道路の走行は、スタッドレスタイヤより良好。それは、このタイヤ1本で夏から冬までカバーできるように開発されているから舗装路も得意だからです。

 まとめると、気温を基準にしてタイヤの性能を見た場合、サマータイヤとウインタータイヤの中間くらいの性能を持っているのがオールシーズンタイヤ。では、スタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤのどちらを選ぶかのポイントは、降雪地に住んでいる方、ウインタースポーツのため雪山に行かれる方は間違いなくスタッドレスタイヤでしょう。

 一方、ほとんど雪が降らない地域の方で年に1~2度雪道を走るとか、万が一の降雪に備えるという程度ならオールシーズンタイヤがオススメ。

 オフシーズンのタイヤを保管するスペースを確保する必要ないのも、もうもうつのメリットです。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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みんなのコメント

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  • van*****|2019/10/31 15:54

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    日本人って本当にタイヤメーカーのいいお得意さんだよな。
    雪国でスタッドレスは当然ではあるけど、非積雪地域でもバカみたいにスタッドレスを履く。
    海外では日本メーカーも前からオールシーズンを売ってたのに、スタッドレス履いてくれた方が儲かるからってあえて日本では売らず日本人を食い物にしてきた。
    今年各メーカーが導入したのも海外メーカーがオールシーズン持ち込んで話題になったから渋々。
    アホくさ。
  • bla*****|2019/10/31 14:19

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    1ヶ月前に、ミシュランクロスクライメートに交換しました。雪道以外走りましたが至って不安無く走れてます。但し、溝深いのと方向性パターンの為若干ノイズあります。厳密に言えば、雨降り後走ると特有ノイズあります。どちらのノイズも煩いや耳障りではないです。コンパウンドがソフトなんで転がり抵抗感じます。燃費には全く影響ないですが燃費だの転がり抵抗だの気にする方にはおすすめできません。パイロットスポーツ4から交換したので軽快な走りきるのは苦手の様です。
  • amb*****|2019/10/31 13:34

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    アイスバーンではオールシーズンタイヤなんか、殆んど役にたたない。 雪国に行くなら スタットレスは必定です。 たまにしか雪が降らない都会なら有りかもしれかいが。

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