最新技術を取り込んだY字5本スポークホイールの頂点
“電光石火”の開発スピード!
今秋発売予定のグラムライツ57シリーズ最新作「57FXZ」をスクープ!【最強ホイール解体新書】
他の追随を許さない卓越した鋳造テクノロジーを駆使して、ハードなスポーツ走行を支える強靱さと軽さを高次元で両立させているグラムライツシリーズ。その最新モデルとして、2019年秋のリリースを予定しているのが“57FXZ(ゴーナナ エフ・エックス・ズィー)”だ。
大口径感を引き立たせるリムオーバーのY字5本スポークデザインは、プレミアムスポーツモデルとして高い人気を誇っている57FXXの血統を引き継ぐもの。基本コンセプトは踏襲しながらも、設計&デザインには最新のトレンドを注ぎ込まれた進化を果たしたモデルとなっているのだ。
開発時の社内コードは“FAST BREAK”。直訳すると“速攻”の意だが、これは異例ともいえるほどの開発の早さを由来とするもの。川畑真人選手がD1グランプリでA90スープラをデビューさせるのに合わせて、電光石火の早業のごとく開発されたのが57FXZなのだ。
シャープなY字スポークをコンケーブさせたフェイスデザインには、スポークを繫ぐ補強を追加し、センターパートにホールを設けて剛性アップと強力な個性を演出しているのが大きな特徴。独自のRCF製法により軽さと剛性を両立させたリムには特許技術AMT(アドバンスドマシニングテクノロジー)によりロゴが刻まれ、力強く個性を主張しているのだ。
この他、高性能の秘密は、スポーク裏側にも隠されている。最先端の強度解析技術をフルに駆使しながら行われる徹底的な肉抜き加工がそれで、まさにシリーズ名の通りグラム単位の軽量化を徹底して追求しながら、高い製品価値をもたらしているのだ。
そのデザインを際立たせるためのカラーとしてまず選ばれたのは、スパッタリングにブラックコートを施したRBC。角度によって立体的な造形が表情を変え、プレミアム感を演出してくれる。リリース時にはもう1色追加を予定しており、そちらにはセンターホールの切削とリムのダイヤモンドカットが施される予定だという。
「D1マシンへの投入に合わせて異例の早さで開発したモデルですが、最新モデルに相応しい技術とデザインを惜しみなく投入しています。標準ラインアップでスパッタリングのRBCを設定するのはシリーズ初。R3シミュレーターというキャンバー剛性計測マシンも、この57FXZの開発から投入しています」とは、レイズ加藤さん。
なお、今回撮影したトラストレーシングの元D1マシンは前後11J×20+18(フェイス2)をセットし、タイヤには285/35R20を組み合わせている。
力強さと繊細さを併せ持つ57FXZは、スポーツマシンはもちろんそのデザイン性から、SUVやミニバンまで含めた幅広い車種へのマッチングを可能にしているのも注目のポイントだ。
●問い合わせ:レイズ TEL:06-6787-1110/取材協力:トラスト TEL:0479-77-3000
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