ブーストアップでもZC33Sスズキ・スイフトスポーツのパワーに不満を持つ人は少ないだろう。しかし、比較的安価に済ますことができるこのクルマのタービン換装は、圧巻の加速力に加え、6速MTとの相性を高めてくれる。
Kansai serviceでは現行ZC33Sスイフトスポーツのチューニングを進めてきた。ブーストアップでは、純正タービンサイズの限界を感じた。風量的にモアパワーが引き出せないことよりも、レブリミットを待たず生じる頭打ち感から、6000rpm手前でシフトアップを強いられることが不満だった。
そこで施したのが、HKS GTIII FX TURBINE KITへの換装メニューだ。Kansai serviceの向井敏之代表は「小排気量車なので、タービンそのものを見直さないと劇的なパフォーマンスアップは望めない。デモカーでは排圧低減のためにメタルキャタライザーを備えましたが、正直なところ、メタルキャタライザーより先にタービン換装を推奨したい」という。
ちなみに、このGTIII FXタービンは200ps付近を狙える風量の設計だが、ブーストアップと同じくらいのブースト値に抑えるなら燃料系やエンジンパーツの強化は必要がない。サーキット走行にもオイルクーラーを備えることで対応できる。また、サイズアップによるレスポンスへの影響に関しても心配は無用。3500rpm以上にパワー&トルクバンドがシフトするが、実走ではそれよりも低回転域が痩せ細っている感じもない。中回転域からレブリミットまでの力強さ、爽快感は格別で、6速MTのギア比もより一層マッチしている印象だった。
■Kansai service TEL 0743-84-0126 http://www.kansaisv.co.jp/
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