現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > AE86に搭載される「4A-Gエンジン」。チューニングのキモである『ブローバイ対策』とは?

ここから本文です

AE86に搭載される「4A-Gエンジン」。チューニングのキモである『ブローバイ対策』とは?

掲載 更新
AE86に搭載される「4A-Gエンジン」。チューニングのキモである『ブローバイ対策』とは?

エンジン回転が上がっていくとエンジンのフリクションも上がっていくのも当然だけど、そのフリクションの一つに「ブローバイガス」がある。そのブローバイガスをコントロールすることで、高回転まで負荷が少なく対策前よりもキレイに回るようになったりするのだ!!

 燃焼効率の向上とフリクションロスの低減は、箱車(市販車)をベースにチューニングする上でとても重要なこと。プライベートで基本設計はなかなか変えられないけど、できる部分を工夫して加工しその効果が出た時の喜びは何物にも代えがたいもの。制約が多いなか、自分で出来る範囲で楽しめるのもG-ワークスで登場しているクルマたちの楽しみ方だけど、その中でも突出していると言ってもいいのがTOYOTA AE86が搭載する4A-Gエンジン。さまざまなチューニングが試され、現在では1800cc程度にボア×ストロークUPされて、230psを超えるエンジンも少なくないほどだけど、ピークパワーだけでなくあらゆる工夫を凝らしてフィーリングを上げたり、最高出力に至る到達速度を上げたりすることもできる。

“レス”で行くか"アリ"て行くか? マスターバックを取り付けるメリットとデメリット

 そのひとつに「ブローバイガス」がある。エンジンが発生するブローバイガスは、高回転になるとクランク回転等の邪魔になり、エンジン内部の内圧が回転を抑制させてしまう事もある。(エンジンの設計による)
 そのすべての内圧がブローバイガスと言うことでは無いけど、ブローバイガスをどのように抜いて抑える(制御)するか? ということはレースの世界では重要であり、一緒に出てきてしまう空気の混じったエンジンオイルの処理も悩みどころでもある。
 7月21日発売のG-ワークス9月号でこのような事により、ライバルとの差が少しずつ開いていく加工を解説しているので参考にして欲しい。地道な加工だけどその地道な作業が速さに繋がるのを本気の人は知っている。

関連タグ

こんな記事も読まれています

F1の2024年第1四半期収益は、前年より45%増加の約778億円。放映権など主要な収益源すべてに成長が見られる
F1の2024年第1四半期収益は、前年より45%増加の約778億円。放映権など主要な収益源すべてに成長が見られる
AUTOSPORT web
伝統の「ディフェンダー」 ランドローバーが2025年モデル発表 「130」にV8エンジン選択も可能へ
伝統の「ディフェンダー」 ランドローバーが2025年モデル発表 「130」にV8エンジン選択も可能へ
AUTOCAR JAPAN
[自分でタイヤ交換]実は危険の塊だった!? ホイールナットの流用はダメ!! 超怖いありがちなミスって
[自分でタイヤ交換]実は危険の塊だった!? ホイールナットの流用はダメ!! 超怖いありがちなミスって
ベストカーWeb
自らシボレー「コルベット」を米国から並行輸入した理由とは? DIYで再現したボディカラーでコクピットを統一
自らシボレー「コルベット」を米国から並行輸入した理由とは? DIYで再現したボディカラーでコクピットを統一
Auto Messe Web
昔はなんと木の札だった! 日本の運転免許証120年の歴史を振り返る
昔はなんと木の札だった! 日本の運転免許証120年の歴史を振り返る
WEB CARTOP
ホンダ『シビック』デザインのTシャツ発売…歴代を着る
ホンダ『シビック』デザインのTシャツ発売…歴代を着る
レスポンス
【スズキ】2024 鈴鹿8耐の SUZUKI 応援応援グッズ付チケットが発売
【スズキ】2024 鈴鹿8耐の SUZUKI 応援応援グッズ付チケットが発売
バイクブロス
【暫定結果】2024年WEC第3戦スパ・フランコルシャン 決勝
【暫定結果】2024年WEC第3戦スパ・フランコルシャン 決勝
AUTOSPORT web
レクサス“新”「小さな高級車」登場! 斬新「2トーンカラー」採用&加速性能アップ!新型「UX」独で約732万円から
レクサス“新”「小さな高級車」登場! 斬新「2トーンカラー」採用&加速性能アップ!新型「UX」独で約732万円から
くるまのニュース
トヨタ カムリ 新型、『プリウス』顔に変身…米国で生産開始
トヨタ カムリ 新型、『プリウス』顔に変身…米国で生産開始
レスポンス
異例の“赤旗&延長”大波乱のWECスパでプライベーターが金星。ワークスポルシェを従え初優勝【後半レポート】
異例の“赤旗&延長”大波乱のWECスパでプライベーターが金星。ワークスポルシェを従え初優勝【後半レポート】
AUTOSPORT web
「出っ歯、竹ヤリ」暴走族の定番… 見た目スゴい過激カスタムなぜ誕生? ルーツはどこに
「出っ歯、竹ヤリ」暴走族の定番… 見た目スゴい過激カスタムなぜ誕生? ルーツはどこに
くるまのニュース
あの頃乗りたかった! 昭和世代(40年世代)が乗りたかったバイク5選
あの頃乗りたかった! 昭和世代(40年世代)が乗りたかったバイク5選
バイクのニュース
ピットでメンテナンスを受けることも可能! スーパーオートバックスのなかにヒョンデのショールームが誕生
ピットでメンテナンスを受けることも可能! スーパーオートバックスのなかにヒョンデのショールームが誕生
WEB CARTOP
往時の強さ取り戻したマルケス、13番手スタートから2位フィニッシュ。優勝争う前から「もうクタクタだったよ……」
往時の強さ取り戻したマルケス、13番手スタートから2位フィニッシュ。優勝争う前から「もうクタクタだったよ……」
motorsport.com 日本版
ポルシェなのに中身はアウディ? 開発テストをおこなう謎の『マカン』その正体は
ポルシェなのに中身はアウディ? 開発テストをおこなう謎の『マカン』その正体は
レスポンス
スズキから「万能型スポーツアドベンチャーツアラー」登場! 省燃費で扱いやすい新型「Vストローム250」は進化したエンジンに注目です
スズキから「万能型スポーツアドベンチャーツアラー」登場! 省燃費で扱いやすい新型「Vストローム250」は進化したエンジンに注目です
VAGUE
【最新技術】新型アコードに触れて実感。新世代ホンダe:HEVハイブリッドはトヨタを超えたかもしれない
【最新技術】新型アコードに触れて実感。新世代ホンダe:HEVハイブリッドはトヨタを超えたかもしれない
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村