現役レーシング・ドライバーとカートで遊ぼう!
2016年のGT500クラス・チャンピオンであるレーシング・ドライバー、 “平チェカ” こと平手 晃平選手が主催するカート・イベント、平チェカ・シリーズの最終戦である『平チェカ・カップ 2017』が、11月4日にオートパラダイス御殿場(apg)で開催された。
平チェカ・シリーズは4人一組のチームで参加、スプリントと耐久レースでたっぷり一日中カートでのサーキット走行を楽しめるイベント(詳細は前回のレポートを参照)。レンタルカートを使用してのワンメイクで、単純に速さだけで勝負が決まらないトリッキーなルールで、初心者からベテラン、そしてプロのレーシング・ドライバー(!)が一緒になって心からカートレースを楽しむコトができるのが特徴であり醍醐味だ。
人気レーサーがカートでガチンコ勝負!『ドリーム・レース』
毎回、apgの広いピットを埋め尽くすエントリーで盛況な平チェカ・シリーズだが、今回の平チェカ・カップではなんと45チームが参戦! すなわちエントラントだけで180人という賑わいとなった。さらに主催の平手選手の他に、GTドライバーのロニー・クインタレッリ、松田次生、山下健太、坪井翔、ポルシェ・カレラカップに参戦の田島剛、全日本F3の宮田莉朋、FIA F4の朝日ターボ、小山美姫といった人気レーシング・ドライバーが登場。熱戦のレースをさらに盛り立てた。また、彼らがレーシングカートでガチンコ勝負を繰り広げる『ドリーム・レース』も行われ、レーシング・ドライバーの本気の走りに会場はヒートアップした。
もちろん、平チェカ・シリーズならではのスプリントレースと耐久レースの組み合わせは今回も健在。エントラントはプロドライバーの走りに興奮し、そしてプロドライバーと一緒になって走り・・・と走り三昧の一日を満喫した。
『走って楽しい』イベントから、さらなる一歩を踏み出す
エントラントが『走って楽しい』イベントである平チェカ・シリーズだが、今回はパドック裏の駐車場スペースに協賛各社のブースやフードコーナー、小さなお子さんも楽しめるキッズコーナー、そしてステージショーも展開。『来て・見て・遊んで楽しい』エンターテインメントとしての新しい一歩が試みられた。
モータースポーツのグラスルーツ・イベントとして、今後のさらなる盛り上がりと発展が期待される当イベント。来年の開催も予定されているというので、手軽にレーサー気分を体験したいという方は、平手選手の公式ウェブサイトをチェックしてみてはいかが?
■平手晃平オフィシャル・ウェブサイト
■オートパラダイス御殿場
全26枚 「平チェカ・カップ 2017」詳細レポ
本イベントの目玉ともいえるのが、現役人気レーサーたちのレーシングカート勝負『ドリーム・レース』
ドリーム・レースでは、昨年までの全日本最高峰、KFというミッション付レーシングカートを使用する。
優勝すると思うドライバーの名前が書かれた箱に自分の名前を書いて投票。勝てば抽選でプレゼントが!
ウォームアップするマシンの甲高いサウンドと白煙に人だかりが! KFは2ストロークエンジンなのだ。
現役レーサーがトップカテゴリーのカートで勝負! 私の写真では伝わらないが、ムチャクチャ速い!
あまりに速すぎて私のウデでは1台ずつファインダーに捉えるのはムリ! これは何とか成功した1枚。
・・・などとやっている間に、レースはフィニッシュ。トップチェッカーはロニー・クインタレッリ選手。
勝利の美酒を掲げるロニー選手。この後、同選手に投票したファンの中から抽選、プレゼントされた。
今回は協賛各社のブースも並び、様々なグッズなども販売されていたので、見て回るだけでも楽しい。
電動のキッズカートの体験コーナーも。初めて自分で乗り物を運転する行為に、子供たちも大興奮!
フードコーナーには工夫を凝らした屋台が出店。長時間のイベントにお腹も減るので、実にありがたい。
トヨタカローラ名古屋のブランド『メサイヤ』のデモカーや、レクサスLC500hなどが展示された。
レクサスLC500hはapgのコースでデモ走行を披露。ドライブする平手選手の笑顔が印象に残った。
今回はステージカーも登場。富士SWで評判(?)のチェカレンジャー・トークショーも開催された。
地元静岡県出身のシンガー、緒形リアのステージ。パワフルな歌声とキュートなMCで会場を魅了した。
平手選手もイチオシというお笑い芸人コンビ、のばしぼん。非常にぶっちゃけた漫才で笑いに包まれた。
「ニホンゴ、ヨクワカリマセン」と流暢に語っていたロニー選手にも、のばしぼんのギャグは通じた?
今回、apgの駐車場は使用できないため、富士SWの駐車場と会場を結ぶシャトルバスが運行された。
ピットロードの端っこまで並ぶ、45台ものレンタルカート、ビレルN35。これだけ揃うと実に壮観だ。
45台が一斉にスタートグリッドに整列する。まさにフルグリッドの様相は、迫力満点なのだけれど・・・
・・・その45台が競うように第1コーナーをクリアしていく後ろ姿は、トリハダものの大迫力なのだ!
コースに出ればプロレーサーもアマチュアも関係ナシ! 条件の同じマシンを全開で走らせるだけだ。
本日の最終レースである60分耐久の2本目スタートの頃には、日もすっかり傾いて肌寒くなってきた。
レース終盤にはコースのナイター照明も点灯した。カメラのISO感度もドンドン上がってきた!
もはや遠目にはマシンの識別もままならないほどに。ISOも3200を越え、これ以上は私のウデではムリ!
・・・とまたもやカメラと格闘していると最後の60分がやってきた。ピットでは暖かい拍手で迎えられる。
最後は表彰式とじゃんけん大会で締め! ちなみに参加した45チームすべてに賞品が渡される太っ腹!
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