ボルボの世界戦略BEV。スタイリッシュ&シンプルが魅力
ボルボEX30は、欧州でのワールドプレミアからわずか約2カ月で日本発表されたフレッシュBEVである。全長×全幅×全高4235×1835×1550mmのサイズは、一般的な機械式駐車場が利用できる。いろいろな面で、最もフレンドリーなボルボといっていいだろう。
ボルボ初のコンパクト電動プレミアムSUV「EX30」の日本におけるオンライン販売が開始
プラットフォームは、BEV専用設計。バッテリーには市街地走行が主体のユーザーに最適なコストパフォーマンスに優れるLFPバッテリーと、効率に優れ長い航続距離を誇るNMCバッテリーの2種類が用意された。
日本に最初に導入されたUltra Single Motor Extended Range(ウルトラシングルモーター・エクステッドレンジ)は、69kWのNMCバッテリーを搭載したシングルモーター仕様。後輪駆動で、WLTCモードの一充電走行距離は560kmを達成している。最高出力は272psで0→100km/h加速は5.4秒となかなかの俊足ぶりだ。
EX30のデザインはフレッシュ。トールハンマーヘッドライトやボルボSUVらしいC型グラフィック、縦型リアランプというボルボのアイデンティティを継承しつつ、存在感たっぷりの造形にまとめた。内外装ともシンメトリーにこだわるデザインで部品の共通化を図ったのも特徴だ。
インパネは超シンプル。12.3インチの縦長センターディスプレイは、上側はスピードや警告、中央にナビゲーション、下側はオーディオ&アプリ用と区分けされており、ほぼすべての操作はディスプレイで設定できるようになっている。
ボルボらしく安全対策も入念に施されている。自転車やキックボードが車両の横に接近しているときにドアを開けようとすると、警告するドアオープニングアラームや、赤外線センサーがドライバーの目や顔の動きだけでなく、ステアリングを握る力加減まで検知し眠気や不注意を警告するドライバーアラートシステムを採用している。
通常販売のほかに、限定300台で申込金や頭金が不要で、保険や登録時の諸費用や利用期間中の税金、通常のメンテナンスプログラムを含んだ、月額9万5000円で乗れるサブスクサービスを用意した。ボルボは2030年までに販売車両のすべてをBEVにすることを目標としており、日本でも2025年までに新車販売の50%、1万台のBEV販売を目指している。その目標達成の一環として、新しいクルマの乗り方を提案したことは興味深い。
ボルボEX30主要諸元
モデル名=EX30ウルトラシングルモーター・エクステンディッドドレンジ
全長×全幅×全高=4235×1835×1550mm
ホイールベース=2650mm
パワートレーン=交流同期電動機(272ps/343Nm)
駆動バッテリー総電力量=69kWh
一充電走行距離=560km
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
タイヤサイズ=245/45R19
駆動方式=2WD
乗車定員=5名
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