Ford Mustang Mach-E
フォード マスタング マッハE
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エキゾーストノートがないというEVの悩み
まわりに自身の存在を知らしめるうえで、自動車の音というのは重要な存在だ。EVモードでするすると無音で近づく車両に気付かず、ドキリとした経験がある方も少なくないのではないか。歩行者保護のための接近通報音を義務づける向きも広がっている。ひゅーん、という電子音を奏でるEVやHVも増加したが、「聞こえづらい」「気がつきにくい」という声もよく耳にする。
EVのサウンドデザインは、各メーカーが力を入れている新しい分野だ。BMWは次世代グランクーペ、i4の音づくりに世界的に知られる作曲家であるハンス・ジマーの協力を得ているという。BEVに生まれ変わったフィアット 500は、ニーノ・ロータがフェリーニの映画のために作曲した『アマルコルド』を接近音に使うらしい。
そして、フォードが満を持して発表した電動SUVにも新しいサウンドが与えられた。
1980年代SF的なサウンドをマスタングへ
フォードは2019年秋に電動SUV「マスタング マッハE」を公開。既存のクーペやコンバーチブルに加わる新しいマスタングファミリーの一員として、フルEVのSUVを2020年後半から市場へ導入する。
マスタング マッハEのサウンド開発にあたり、フォードの音響エンジニアが目をつけたのは1980年代のサイエンス・フィクション映画。音楽スタジオと共同して、まったく新しい電子音を作り上げた。
“音”を“歌”に仕立てた気鋭のテクノアーティスト
そのマスタング マッハEのサウンドをベースに、楽曲を提供したのがデトロイトに拠点を置くアーティスト、マシュー・ディア。テクノ/エレクトロニカシーンの新世代を牽引する存在だ。インディペンデント レコードレーベル「ゴーストリー インターナショナル」の共同創設者でもある。
ディアーはマスタング マッハEのサウンドをもとにヒプノティック(催眠作用のある、うっとりさせる)と呼ばれるムードを加え、重厚な一曲を作り上げた。タイトルは“New Breed”だ。
乗る人を旅へといざなう楽曲
「マスタング マッハEの音をリミックスするというアイデアは、とても面白いものだと感じました。私自身、いつも“サウンドのよろず屋”でありたいと思ってきたんですから」 ディアーは語る。
「フォードが作り上げたデジタルサウンドをひとたび聞いたら、一気にプロジェクトへ引き込まれてしまいました。想像していたよりずっとクールで、映画的、かつサイエンス・フィクション的。そして、クルマが奏でるすべての音が現代的な音楽的才能を備えていた。“New Breed”を作ることは私にとってまったく新しい経験でした。それは、そう、このクルマのように、乗員を旅にいざなう歌になったと思っています」
マシュー・ディアによるマスタング マッハEのリミックス楽曲はYouTubeで聴くことができる。
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