2021年11月に大幅改良を受けたCX-5。「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」とField Journey(フィールドジャーニー)」という特別仕様車が2種類加わり、バリエーションも豊かになりました。元々パワートレインのラインアップが多く、グレード数が多いCX-5。改めてそれぞれのパワートレインやグレードの特徴を整理してみましょう。
●パワーユニットは3種類
CX-5に用意されたパワーユニットは2.5Lと2.0Lのガソリンエンジン、そして2.2Lのディーゼルターボです。すべてのパワーユニットで2WD、もしくは4WDの選択が可能で、ディーゼルでは6MTも選択できます。それぞれのエンジンのスペックは以下の通り。
2.0Lガソリン:最高出力156PS(115㎾) 最大トルク199Nm
2.5Lガソリン(2WD):最高出力190PS(140㎾) 最大トルク252Nm
2.5Lガソリン(4WD):最高出力188PS(138㎾) 最大トルク250Nm
2.2Lディーゼル:最高出力200PS(147㎾) 最大トルク450Nm
なお、それぞれのパワーユニットでの燃費は以下の通り。(2WD、WLTCモード)
2.0Lガソリン:14.6km/L
2.5Lガソリン: 13.8km/L
2.2Lディーゼル:17.4km/L
2.2Lディーゼル(MT):19.5km/L
あらゆる項目でディーゼルエンジンの性能の高さが際立ちますが、値段も最も高く、ガソリンエンジンに比べて全体的に約30万円前後、高くなっています。
●グレードごとの特徴
CX-5は特別仕様車を含めると7つのグレードをラインアップしていて、基本的にパワーユニットが異なっていても、グレードの装備内容が異なることはありません。それぞれのグレードの特徴を下から簡単に説明すると以下の通り。
●「Smart Edition」(特別仕様車)
お買い求めやすい価格設定の特別仕様車。通常ベースグレード「Proactive」に対して劣る点はステアリングヒーターやパワーシートなどといった快適装備や渋滞時の運転を支援してくれるクルージング&トラフィックサポートが設定されないことです。
●「Proactive」
基本となるベースグレード。現代のモデルとしてあると便利な運転支援システムは標準装備、かつパワーシートなどの快適装備も充実している。内装の素材やホイールデザインなどにこだわらなければ十分買いなグレード。
●「Black Tone Edition」(特別仕様車)
「Proactive」をベースにした特別仕様車で、黒を各所に採用し引き締めた印象としたエクステリア、レッドステッチでスポーティーに演出されたインテリアが特徴です。「Proactive」との装備面の違いとしては上級グレードと同じ7インチマルチスピードメーターが標準装備となっている点などが挙げられます。
●「Field Journey」(特別仕様車)
SUVらしいタフさや力強さを表現した特別仕様車。17インチのオールシーズンタイヤグランリュクスという素材と合成皮革を組み合わせたシート、ラゲッジルームに採用されたリバーシブルボードといった装備や、走行シーンに応じてモードを選択できるMi-DRIVEにオフロードモードが設定されるなどといった独自メカニズムなどが用意され、最もオフロード色が強いCX-5となっています。
●「L Package」
特別仕様車を除いた通常ラインアップだと最上級に位置するグレード。シートはブラックレザーもしくはピュアホワイトのスムースレザーから選択可能。ディスプレイも通常グレードの中ではこのグレードのみ10.25インチとなっています。
●「Sports Appearance」(特別仕様車)
スポーティーなエッセンスを注入した特別仕様車。赤いアクセントやステッチを使用し、スポーティーな雰囲気を演出。シートはレザーとなり、センターディスプレイも上級グレードと同じ10.25インチとなっていて、スポーティーな雰囲気と同時に高級感も併せ持つグレードとなっています。なお、クルージング&トラフィックサポートは標準装備となっています。
●「Exclusive Mode」(特別仕様車)
上質溢れる特別仕様車。ナッパレザーを使用したシートや本杢を使用したインパネなど質感の高いインテリアとなっています。装備面も豪華で運転席&助手席はシートヒーターはもちろんベンチレーション機能も備わっています。当然クルージング&トラフィックサポートは標準装備で、上質なサウンドで音楽を楽しめるBOSEサウンドシステムも標準装備です。
●選択できるグレードはパワーユニットによって異なる
CX-5は3つのパワーユニットをラインアップしていますが、それぞれのパワーユニットで選ぶことができるグレードが違います。最も選択肢が多いのは2.2Lのディーゼルです。エントリーグレード「Proactive」や人気の装備を充実させたお買い得グレードが「Smart Edition」といったお買い求めやすいグレードから、「Black Tone Edition」「Sports Appearance」「Field Journey」といった特別仕様車、豪華内装&充実装備の「L Package」や高級志向の特別仕様車「Exclusive Mode」まで実に7つのグレードが選択可能です。
次に選択肢が多いのが2.0Lガソリンエンジン。「Smart Edition」「Proactive」「Black Tone Edition」「Field Journey」の4つが選択可能。なお、「Field Journey」は4WDのみの設定です。
そして最も選択肢が少ないのが2.5Lガソリンエンジン。「Sports Appearance」「L Package」「Exclusive Mode」という3つのラインアップで、高級志向の強いグレード展開となっています。
●ライフスタイルに合わせたグレード選択
3つのパワーユニットと7つのグレード、多くのバリエーションがあるCX-5ですが、まずは自身のライフスタイルと好みからグレード選択から始めた方が迷いなく選べるはずです。その後、試乗などで乗り比べてみて好みのパワーユニットを選ぶと良いでしょう。
文:西川昇吾
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みんなのコメント
ただこれでアウトドアとかラフロード走るとか、宣伝に騙されてやっちゃうと滑稽だよ。
記者さん
スペックの説明だけでは、わかりません。
カタログの内容を載せてるだけにしか思えません