独BMWは12月3日、歴代の「M」モデルをフィーチャーしたショートムービーをYouTubeにアップし、その中で開発中の新型「M3ツーリング」を部分公開した。
ニューモデル発表まで様々な予告が展開されるのは昨今の自動車業界でおなじみの手法だが、今回BMWが公開した映像はMモデルファンには必見だ。全体で2分強の動画には主人公の乗るE30型「M3」をはじめ、「M2 CS」や「M8グランクーペ」といった現行ラインアップまで実に18台以上ものMモデルが登場する充実した内容に仕上がっている。さらに、2011年に製作された「M3ピックアップトラック・コンセプト」といったレア車も映り込んでいるから、目を光らせてチェックしたい。
注目のM3ツーリングが登場するのは1分20秒付近。リアゲートを開け放ち、セリングポイントである荷室をお披露目するポージングだ。ラゲッジスペースにはBMW M社のCEOであるマークス・フラッシュ氏が腰掛け、新聞を読むオーナーを演じている。この動画の中でM3ツーリングは主役ではなく脇役に達しており、ニューモデルに関する手掛かりは公開されていないものの、CEO自らがアピールに努めるところにも、ワゴン仕様にかけるM社の意気込みが表れている。
なお今回の動画で明らかになったのはリアマフラー周辺のデザインやリアフェンダーの処理のみだが、アグレッシブなディフューザーから顔をのぞかせる4本出しエキゾーストエンドは、ワイドタイヤを収めるフェンダーの張り出しも相まって、ノーマルの「3シリーズ」にはない迫力を醸し出している。想定されるライバルは「メルセデスAMG C63ステーションワゴン」や「アウディRS4アバント」など手強いが、走りに定評のあるM3に高いユーティリティが備わるとなれば、鬼に金棒だろう。
このM3ツーリングのティザーは、Mモデルばかりが走る仮想の街「M TOWN」プログラムの一部として公開された。新たな情報を逃さないためにも今後もM TOWNから目が離せそうにない。
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