現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「グランツーリスモ」に「ツアラーV」の車名は? 「グレード名」が際立つクルマに共通している法則とは

ここから本文です

「グランツーリスモ」に「ツアラーV」の車名は? 「グレード名」が際立つクルマに共通している法則とは

掲載 37
「グランツーリスモ」に「ツアラーV」の車名は? 「グレード名」が際立つクルマに共通している法則とは

車名よりも有名になるような名グレードは多数

 クルマにはグレード名があるのが一般的だ。最近はあまりないが、なかには車名よりもグレード名のほうがお馴染みの車種があり、通称や愛称として、クルマ好きの間で使われることがある。場合によっては、グレード名が出てきても車名が出てこないこともあったりして。今回は個性強めのグレード名を集めてみた。

三菱の本気! 「ギャランクーペFTO」とは? 安全対策のためにオーバーフェンダー仕様が廃止になった過去も

グランツーリスモ(日産セドリック/グロリア)

 さらに縮めて「グランツ」と呼ばれることも。ゲームの名前ではなく、日産の「セドリック」と「グロリア」に設定されたグレードのこと。セドリックでは7代目となるY31で初めて設定された。一番強烈だったのはY32で、丸目4灯のいかつい顔がトレードマークだった。グランツとは呼んでも、セドリックかグロリアかはあまり関心はなかった。

ツアラーV(トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ)

 グランツーリスモと似た扱いが、トヨタの「ツアラーV」だろう。JZX90系「マークII」3兄弟でスポーツグレードの名前として付けられ、JZX100系ではMTの設定もあったことから、独自路線を歩んで人気に。ドリフト車両のベースとしても根強い人気を誇る。兄弟車であるマークIIや「クレスタ」にもラインアップされていたが、「チェイサー」のほうが浸透度は上だろう。

APEX(トヨタ カローラレビン/スプリンター トレノ)

 同じ名前のチューニングパーツメーカーもあったが、「レビン」と「トレノ」の「GT-APEX」は上級グレードとして人気があった。設定されていたのは4代目のいわゆるハチロク(AE86)からトイチと呼ばれた6代目(AE101)だった。

GTI-R(日産パルサー)

 プアマンズGT-Rなどとも呼ばれていたが、大量のバルジなど、別格の風格だったのが「パルサー」に設定されていた「GTI-R」。WRC参戦を目的に開発されたグレードだった。ちなみにその下のスポーツグレードは「GTI」だった。

GT-R(日産スカイライン)

 車名よりも馴染みがあるのはRが付くクルマに多かったりする。今更ながら日産「スカイライン」に設定されていた「GT-R」はいい例で、結局現行型のR35ではスカイラインの名が取れてしまったほど。

タイプR(ホンダ シビック/インテグラ/NSX)

 こちらは言わずと知れたホンダのスポーツグレード。使うときは車名を付けるが、まずは「タイプR」と呼ぶこともあるほどの別格ぶり。その昔は「SiR」がホットグレードで人気だった。

ミニ クーパー

 厳密に言えば「ミニ」という車名とセットだが、BMWに移行する前のミニならなんでも「ミニクーパー」と呼んでいた時代があった。小型の三輪トラックをなんでも「ミゼット」と呼ぶパターンに似ている。

* * *

 以上、車名よりもグレード名の方が際立つクルマを7モデル紹介した。これらのクルマに共通しているのは、スポーツ色が強かったりスタンダートモデルに比べてハイスペックであることだろう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス

みんなのコメント

37件
  • JZX100クレスタにツアラーVはありません。
    ルラーンGとかの名前です。
  • APEXはTE71レビンにも設定あり。
    ねえ、ちゃんと調べて書いた?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

311.0566.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.9479.0万円

中古車を検索
セドリックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

311.0566.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.9479.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村