［N-BOXジョイ］チェック柄シートが職人技!!! 超厳しい検査も通過するこだわりが泣けてくるぜ

　全貌が明らかになったN-BOXジョイ。ひとつの大きな特徴がそのチェック柄のシート。シート表皮のみならず、2列目シート背面、そしてアームレスト裏までバッチリとチェック柄。これはすごいこと!!!!　そこまで力を入れたチェック柄にはデザイナーたちの涙ぐましい努力があった。

文：ベストカーWeb編集部／写真：奥隅圭之

【画像ギャラリー】このチェックは汗と涙の結晶!! 感動的なチェック柄の秘密を見て（18枚）

■一見すると単調なチェック柄に見えるが

単純なチェックに見えるがよーく見ると青やオレンジのドットが見える

　N-BOXジョイのシートなどに使われるチェック柄。一見すると単調なチェック柄に見えるが、全体を見ればしっとりと落ち着いたトーンにも見える。

　しかし拡大してみるとオレンジと青などのステッチが非常に細かく入っており、このおかげで性別、年齢を問わない絶妙なトーンに落ち着いているのだという。

　このチェックは織物でありコスト的にもかなりかけているようだ。サプライヤーも久々のチェック柄ということなのか、デザイナーの要望よりも非常に多くの試作品が届いたというエピソードも聞けたぞ。

　デザイン自体はデザインチームがアウトドア用のチェック柄のレジャーシートを車内で広げてみたり、わざわざそのためにお出かけしてみたりと、地道でコツコツした開発を経て決まったという。

　単純なチェック柄で終わらすことなく、全体的なテイストも含めて非常に整ったシート表皮だと思う。国産車でここまでのチェック柄、他にないのではないか？

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■社内要件を満たすために超過酷なテスト

全体的なトーンが非常に落ち着いている

　織物となると気になるのが耐久性。ホンダの社内要件は非常に厳しいことで有名だが、このチェック柄表皮も例外なく厳しい試験を突破したという。

　なんたって織物だから、引っ掻きには弱い印象がある。

「私たちも見ていて本当に大丈夫なの？　と思うくらいの試験があるんです。簡単にいえば剣山みたいな鋭利な針を機械でグルグル回すようなもので。織物ですから大丈夫かな……とずっと心配でした」とデザイナーは語る。

　それでもサプライヤーとホンダチームの叡智でそんな試験もパスしたという。犬などのペットの噛みつき、乳幼児の噛みつきなどにも滅法強いという。家族で使うN -BOXジョイだけにこの装備は嬉しいところ。

　手触りも抜群なのでぜひ実車を見て触ってほしい!!!

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Comments

[kan********]

いつも思うんだけど、ホンダは「◯◯の裏」とかナンバーの位置とか隠しエンブレムとか変なところには執着してこだわるのに、ドアのミラー調整スイッチの照明が付いてなくていつまでたってもオプションなのは何故？

[mr_********]

こんなところにお金をかける前にステップワゴンのスパーダやNBOXカスタムの２、３年で破れる合皮どうにかならんの？今の時代にあの耐久性の無さはヤバいだろ？