現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > MINIクロスオーバーは燃費もよくて加速もよくて装備も◎……だけど雨の日だけは! 【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 まるも亜希子編】

ここから本文です

MINIクロスオーバーは燃費もよくて加速もよくて装備も◎……だけど雨の日だけは! 【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 まるも亜希子編】

掲載 23
MINIクロスオーバーは燃費もよくて加速もよくて装備も◎……だけど雨の日だけは! 【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 まるも亜希子編】

 この記事をまとめると

■大好きな愛車の唯一の欠点を挙げていただく本連載

おいビートル! いつまで1速でひっぱるんだよ【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 山本晋也編】

■今回はモータージャーナリストのまるも亜希子さん

■MINIクロスオーバー クーパーSDについて語っていただいた

 デザイン性だけでなく実用性も兼ね備えている

 自宅周辺の狭い道でも扱いやすく、長距離走行が多い仕事のアシとして頼もしく、冬にはスキーにも出かけるファミリーカーとして十分なユーティリティと走行性能を備えるSUV。おまけに、デザインがよくてシートが快適で、燃費もよい方がありがたい。という、とてもワガママな条件をすべてクリアして愛車となった1台が、MINIクロスオーバーのクーパーSDでした。当時はすでに新車の納期がとんでもなく長かったので、即納される中古車のなかからチョイス。前期モデルと後期モデルで悩みましたが、3軒目に見にいったショップでブラウンレザーシートのインテリアを持つ前期モデルにヒトメボレ! テールランプがユニオンジャックモチーフになる後期モデルも捨てがたかったのですが、MINIクロスオーバーではほとんど見かけないガラスルーフが装備されていたり、シートヒーターやパワーシートが装備されていたり、ブルーにブラックルーフという大人っぽいカラーコーディネートも気に入り、決めたのでした。

 もともとはスポーティでシンプルなインテリアが好みなので、MINI全般のデコラティブな雰囲気は苦手だったのですが、実際に毎日使ってみると、スイッチひとつとってもただデザイン重視で作られたものではないということがわかります。走行中でも見やすいメーター、サッと手が届くスイッチや収納スペース。それがわかってくると、「これだけのMINI独自の世界観をデザインしながら、しっかりと実用性も兼ね備えている」ことに感心するばかり。ダッシュボードのセンターにデンと置かれている丸いディスプレイのなかにナビが表示されたり、車両設定などができるのも、慣れてくると使いやすくて今では気に入っています。

 また、家族で出かける時には私が後席に座ることが多いのですが、座面長はちょっと短めかなと思うものの、足もとスペースは広いし、座り心地もいいし、後席のリクライニングもあってラクな姿勢で過ごせるのがありがたいところ。USBポートも2個あり、コンパクトクラスでは珍しく後席用のエアコンアウトレットもあるので、猛暑の日も快適でした。ラゲッジスペースはややフロアが高めなのですが、日常の買い物などの荷物は後席を使用していてもしっかり積めるし、6:4分割で倒せばちゃんとフラットになるので、家族3人+スキー旅行の荷物も入って大活躍しています。

 ワイパーの作動タイミングが感覚と合わない!

 2リッターディーゼルターボの走りは、パワフルのひと言。トルクが400Nmもあるので、ストップ&ゴーの多い市街地でもモリモリと余裕たっぷり。車線変更や合流の一瞬の加速が勇ましいので、ノーストレスです。高速走行はもう、AWDのドッシリ感とともに豪速球で駆け抜けていけるので、この時だけはもっと大型のクルマを運転している気分になるほど。18インチタイヤですが、道路の継ぎ目やうねりなどでちょっと跳ねるので、もう少し乗り心地がアップすればいいなと思うものの、おおむね満足しています。ちなみに現時点の平均燃費は、高速6:一般道4くらいの割合で16.5km/L。WLTCモード燃費が15.7km/Lなので、めちゃめちゃ優秀ですね。

 ただ1つだけ不満なのは……雨の日。オートワイパーというか、一定間隔の設定も含めて、ワイパーの作動タイミングがまったく自分の感覚と合わないので困っています。オートワイパーをオンにしておくと、どんなに雨が強くても20km/h~40km/hくらいまでの低速だとなかなか拭いてくれません。いつも、耐えきれず自分でワイパーのスイッチを押して拭いてしまいます。そして40km/h~70km/hくらいになると、今度は一変して頻繁に拭きはじめるのでビックリ。小雨くらいでもガーガーとずっと拭いているので、ガラスに傷がつくんじゃないかと心配になってしまいます。

 なので、仕方なくオートワイパーを切り、手動で自分が拭いて欲しいタイミングに合わせてスイッチを押すのですが、とても面倒。なんとかならないものかなと、いまだに試行錯誤しています。でも何回かに一度は、すごくタイミングよく拭いてくれる時もあるという、気まぐれがちょっと可愛いんですけどね。雨滴感知センサーの不良なのか、雨の当たる角度などが影響しているのか、原因はよくわかりませんが、大好きな愛車の数少ない不満点です。まぁ、昔乗っていたイタリア車や70年代のビートルなんかからすれば、これくらいの不満なんて不満のうちに入らないですね。というわけでMINIライフ、楽しんでいます!

※画像はすべてクーパーS

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web

みんなのコメント

23件
  • 欧州車のオートワイパーは基本的に日本の使用環境とは相容れない
    どのメーカーでもクソだと思える出来だわ
  • オートと付くものはみんなクソだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0495.0万円

中古車を検索
ミニの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0495.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村